「熱」を制するはEV制す デンソー、テスラを追う
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この分野、メリケンでも資金が流れてるのは確かです そうそう、ワタシもエネルギー省のプロジェクトで、流体-熱-構造連成の流路トポロジー最適化やり始めました やってる人数多いので、研究者的にはそれほどワクワクする分野ではないんですが (すぐ興味なくなっちゃうんですよねぇ、他にやってるヒトがいると)、やるからには独自の味付けをしようとおもってますよ
あ、デンソーさんもご相談くださいね ;)テスラのオクトバルブは18650から続く円筒型バッテリー・セルモジュールの熱マネで、VWがID.3で真似たオクトバルブはパウチ型をハードボンディングした熱マネと、電池の筐体と形状の違いも有ります。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01774/00004/
パウチ型のLG製バッテリーで燃える理由は、こんなところにもあるでしょう。実際VWはUnified Cellという名の角型セルに変更すると発表してますが、どこが作るのか。Northvoltに角型セル生産のノウハウは無いですし、PPESに泣きついてくることも考えにくい。
テスラの4680化は放熱の問題をクリアした上で、高容量化を目指したものと言えますが、キレイに巻くのに苦労してパナソニックが和歌山にパイロット工場を建てることになりました。
現行のリチウムイオン電池は有機溶媒を内部に持つ、小さな化学プラントを小分けにして大量に持って車載しており、反応条件の温度管理は当たり前。パウチ型だと圧力や温度勾配のムラも発生する可能性が有るので、代名詞のLGやSKIは今後もリコール対象とならないか注視しないといけませんね。その通りなんですが
今までココにあまり注目されてなかったのが残念ですね
バッテリー屋さんとラヂエーター/空調屋さんとの繋がりが重要視されてなかったんでしょうね
VW ID.3もチョイと杜撰な感じがしますし
テスラは超垂直統合ですから、以前から執拗なまでにバッテリーの熱マネジメントをしてるわけで
むしろ、そこが売りと言っても良いほど
そこの差は結構大きい気がしますね
また、コンピュータの冷却に関する歴史にも似てる感じがします
黎明期はとりあえず空冷でどうにかなっていましたが、一時期から無視出来なくなって、熱関連のエンジニアをインテルが募集したり
20年以上前、当方自作PCオーバークロッカーだった頃、CPUダイの面積から計算すると、近いうちに定格で強制水冷でも限界になりそうな熱流束値(単位時間辺りの単位面積を横切る熱量)だったもんで、こりゃヤベーな、と
その後はCPUの省電力化(クロック可変)でそこまでではなくなってますが
熱はいつでも重要ですよ