[23日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は23日、半導体製造で米インテルの受託サービス利用を模索することに関心があると述べた。

「インテルは当社が彼らのファウンドリーを使うことに関心があり、当社はその模索に非常に関心がある」と電話会見で述べた。ただ、ファウンドリーを巡る協議は供給網の統合に関わるため長期間を要するとした。

自社設計の半導体を中心に生産してきたインテルは昨年、他社から半導体製造を請け負うファウンドリー事業に乗り出すと表明。米国や欧州で複数の工場新設を発表している。

インテルのパット・ゲルシンガーCEOはロイターに対し、エヌビディアと協議していることを認めた上で、「特定のタイムラインはない」と述べた。

エヌビディアの半導体は現在、台湾積体電路製造(TSMC)が大部分を製造している。