野村HD、野村総研の一部株式を売却へ 1500万株上限
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野村総研(NRI)は野村ホールディングスの子会社が元になっており、野村HDはNRIの筆頭株主ですが、今では時価総額でNRIの方が遥かに大きくなっていて、もはやどっちが親会社かわからなくなっています(野村HD1.7兆円、野村総研2.7兆円)。野村を含む既存証券会社はデジタル化の遅れでビジネスモデルが時代遅れになりつつあり、虎の子のNRI株を売却して今後の自らの成長投資に振り向けようというのでしょうか?いずれにせよ、大変そうです。
自社で株式持ち合いを解消する信託商品を開発しているので、それを活用するのでしょうか。
参考:日本特有の株式持ち合い、野村が信託商品で解消支援
https://newspicks.com/news/6711843現在の野村総研(NRI)は、もともと野村證券の調査部から独立したシンクタンクの旧野村総研と、野村證券の電子計算部から独立した野村コンピュータシステムが合併してできた会社。
つまり元は共に野村證券の一部門で、2000年代くらいまでは売上も野村證券一本足打法(あるいは7&iグループとの二本足)という課題がありました。それが今は時価総額も逆転。
ある意味、野村グループとしては先見の明があったのかも知れません。