洋上風車、GEが三菱商事・東芝とタッグ 欧州勢を猛追
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洋上風力では出遅れたGEが、大型風車で先行しました。
シーメンスガメサ、ベスタスも大型化で猛追しており、僅差です。
市場で先行したところが、やはり優位に立ちます。
総合エンジニアリングはますます高度になり、経験が大きな差になるからです。
風車は大きいほどコストは巨大なプロジェクトのトータルコストを下げられます。
一方でブレードのリサイクルの要求も強まっています。
脱炭素、環境に優しい風力発電が、ブレードなどの廃棄で環境負荷を与えてはいけないという認識が当たり前になりつつあります。
風車タービンも20Mというちょっと信じられない巨大なものになりそうで、既に建造船も対応に動いています。
また浮体式についても、10M超えのプロジェクトも動き始めているようです。10年後は巨大な着床式の洋上風力発電所とその沖合に浮体式の洋上風車が並んで見える景色もあるかもしれません。
出遅れた日本ですが、今回の化石燃料の値上がりや、原発への信じがたい攻撃を考えると、脱炭素の選択肢は再エネへの一層の投資しかないということだと考える時なんでしょうね。
再エネは不安定で使いにくいとか、化石燃料の高騰に備えて自前の原発をちゃんとすべきなどという、火事場泥棒的な発言に流されないようにしたいですね。“日本は40年までに最大4500万キロワットの案件をつくる目標を掲げており、世界的に見ても大きな市場のひとつだ。三菱商事の企業連合が総取りした21年末の案件は、まだ最初の約170万キロワットにすぎない。風車メーカーのシェア争いを左右する日本での受注競争は始まったばかりだ。”
雌雄を決するのはまだまだこれからですね。洋上風力発電設備を日本に設置する場合、台風対策が必要です。
台風対策と言う面では、
ヨーロッパ(イギリス等)の事例は参考にならないでしょう、
台湾周辺(大彰化)のプロジェクトが稼働してどのような実績を残すか興味深いです。