ユニクロ、ロシア事業停止 ウクライナ侵攻影響
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FRは迷走気味でしたね。背後に何があったかは分からないので安易な批判は控えますし、間違ったと思ったら修正する方が大事なので。
ただ、ウイグルに続く政治経済、さらにはESG問題で、この会社はもしかして、という疑問を持たれて解消できていないことはちょっと考えるべきことかと思います。
それにしても、ウクライナ問題でESGが吹っ飛んでしまったという人もいますし、より大事になったなど議論は様々ですが、個人的には能天気なESGバブルが剥げたという点では意味があると思います。
エコは素晴らしいという人は、それを進めている欧州のクリーンエネルギー政策が結局何に依存しているか分かったはずだし、その尻馬に乗るだけの政策を日本が取るならば、「エコ賛成」は「原発賛成」であることにも意識を向けなければならない。これについてポジションを取る気はないけれど、今までのESG バブルにはこの手の論理矛盾が多くある。
まずはウクライナの人々の安寧がもちろん最優先。ただ、この危機が企業にとっても本当にESGを考える気があるのか、自分達が本当に直面しているのは何なのか、を問う試金石になるような気がします。ユニクロは新疆ウイグル自治区で中国政府がウイグル族をジェノサイドしたにも関わらず、新疆ウイグル産の綿花を今でも使い続けているし、今度はプーチンがウクライナで侵略戦争をしているにも関わらずうちは営業を続けるなどといっていたし、企業としてのというより独裁的経営者の柳井さんの倫理観、道徳観はどうなっているのかと不思議に思っていましたが、さすがに世界が反プーチンでウクライナの人々を救おうとしている状況では独裁者のわがままを通しきれなかったのですね。
批判は理解しつつも、ユニクロの掲げるコンセプトはLife Wearであり、インフラとしてのアパレル。ハイブランドの撤退とは意味合いは異なり、企業のスタンスとしては理解できたけども。