泉佐野市が国に勝訴 交付税減額取り消し―大阪地裁
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理念は素晴らしいが、仕組みに課題が満載で、単なるお得お買い物サイトになってしまったふるさと納税の課題を浮き彫りにしてくれたという意味で、泉佐野のチャレンジに敬意を表したいです。
注目のコメント
この件は、正直「司法がちゃんと機能しているな」以上の感想はあまり思い浮かびませんでした。コンテクストが多すぎるので、ノイズを排除した法解釈を見ると、この判断になるでしょうねといあ意味で。
ルールは、ルール。だけどね。
完全なルール作りはムズカシイ。いや、必ず抜け穴や不備が存在する。なので、そこを狙ってやられると、制度を作った側は腹が立つ。腹が立つと、ホーフクしたくなるのが、人のサガ。
ルールを悪用、とまではいかないが、盲点を突いてくるヤツは必ず出てくる。そこには少しだけアクイさえ感じてしまう。だからと言って、またソレに仕返しをしてやれってのも、大人気ない。
どっちもどっちって気もするが、ソレを法廷という場でジャッジさせられる裁判所も「なんだかなぁ」という気分になるのではないか。なんか「子供のケンカ」みたいで、ミグルシイ。ふるさと納税は入ったら嬉しいボーナスのようなもので、確実にいくらふるさと納税で入ると予想したり期待できないものだと私は理解しています。それでも全国民への地方PRというのも兼ねて、それぞれの地方が試行錯誤しながら頑張っているのに、ふるさと納税でたくさん入ったんだから地方交付税を減らすねと言われたら非常に感情としては受け入れ難いのかと。
私たちも、自分が所属する会社から、一年の頑張りを評価されてもらうボーナスの分だけ年収を下げるね、と言われたら納得出来ないのと同じかと思います。
いずれにしても地方が中央政府に頼っているという依存関係があり、(法廷が機能するとはいえ)国側の決断にここまで地方政府が右往左往されてしまうのも事実だと示したニュースに感じます。
地方も地方財源を自ら増やすマインドを持って、本気で地方創生を考えるのも大事なのかと思いました。