日産「カルロス・ゴーン」逃亡から3年…いまだから明かせる「事件の全内幕」
マネー現代
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注目のコメント
>日産自動車会長・ルノーCEOを務めていたゴーン氏は'18年11月19日、東京地検特捜部に逮捕された。日産の有価証券報告書に、7年間で約170億円にのぼる自身の役員報酬を約79億円と偽って記載した、金融商品取引法違反容疑だ。
>さらにサウジアラビアやオマーンに会社資金を不正に送金したなどの特別背任の容疑を含め計4度逮捕され、その全てで起訴された。
後者の不正送金の件は置いておいて、前者の役員報酬虚偽記載は、これは濡れ衣だと思います。
西川さんもこの記事ではそこに一切言及がありませんが、そもそも役員報酬は『支払うことや支払額が未確定な報酬』が報酬額と認められる訳がありません。会計を少しでも勉強した人ならこれは当たり前に分かることです。
そして役員報酬の決定はどこでされるかと言えば、一義的には株主総会決議、実務上は取締役会決議です。
なので、それら決議がされていない将来の不確かな報酬を有報に役員報酬として記載したら、それこそ虚偽記載になります。
西川さんは、ゴーンさんに将来支払う報酬がどこかで決議したものと思っているのですかね?
役員報酬って、取締役の一人が書面で承認したからといって認められるものではありませんよ?「ゴーン氏らが長年行ってきた不正行為は、取締役会や監査など会社のチェック機関に分からないように巧妙に裏で行われ、通常の企業運営の中では見つけにくかったのです。」
これ、日産の取締役会と監査は無能ですって公言しているようなものですよね。