輸入小麦売り渡し価格 来月から17％余引き上げ過去2番目の高さ

コメント

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2022年03月09日

  政府の小麦売り渡し価格は毎年4月と10月に改定され、2ヶ月前までの半年間の輸入小麦価格を元に価格が決まります。
  これに基づけば、ウクライナ戦争以降の小麦価格の上昇は次回10月に反映されることになり、足元の価格のまま今後も小麦価格が推移すると、10月にはさらに四割以上の上昇となります。
• 赤井 厚雄

  株式会社ナウキャスト 取締役会長

  ・2022年03月09日

  食パンが１斤あたり２.６円、１.５％値上がりとの政府試算のようだが、実際どうなるか、弊社としても足元の変化を全力でモニタリングして、他のアイテムも含め注意すべき兆しがあれば即時にアラートを発して行きたいと思います。まさに、オルタナティブデータの出番です。
• 薬師院 仁志

  帝塚山学院大学 教授

  ・2022年03月09日

  ヨーロッパでも小麦の価格が高騰し、7日（月）には1トン約450ユーロという前例のない価格にまで達した。また、ウクライナは小麦輸出国であると同時に、世界４位のトウモロコシ輸出国だ。エジプト、アルジェリア、サハラ以南のアフリカ諸国は、ロシアとウクライナから穀物を輸入しており、黒海を通過する船舶輸送が滞れば、供給不足に直面する。