花王製品を締め出したオーケー 値上げ宣言は「生意気」なのか?
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注目のコメント
妙に悪意のある記事ですね。
締め出してるわけでも無いし、価格交渉の結果取扱やめたと言うメッセージも昔からある。
締め出しと言うなら、オーケーは過去に加工肉製品(ハムやベーコン、ソーセージなど)で発色剤を使用してる製品の取扱停止をした事もあります。
結果、大手メーカーの大多数の製品は取扱われなくなりました。
その後は発色剤使用有無を明記して取扱を再開しましたが。
大手スーパーの中では発色剤未使用製品の取扱が多いオーケーの品揃えは、個人的には好感が持てます。
そう言ったオーケーストアの姿勢に同意する方はオーケーストアを利用すればいいし、そうで無い方は利用しなければいい。
顧客満足度No.1ですから、多くの方はオーケーの姿勢を支持してるわけで、それでいいんでは?
更に言えば、関東の一部地域でしか展開してないオーケーを取り上げて、何でもかんでも値上げできない空気とか、デフレの要因だとか、そんなのに結びつけるのは無理があると思いますよ。4ページ目のアンケートの結果が興味深い。
OKのEDLP戦略が聞いている顧客でも、過半は他の店で花王製品を買うという調査結果。調査と実際がどうなるかも気になるものの、「花王の製品への習慣化>OKという買う場所での習慣化」となっている。
個人的には、花王もOKもどちらも良いと思っている。
メーカーはメーカーで、自社の製品付加価値に沿っていると思う値付けを値上げ・値下げ含めてやっていくべきだし、そのための企画・製造・訴求・販売を戦略的にやる。
小売は小売で、顧客に欲しいものを提供する。それは価格とモノ・ブランドのバランスがあるし、小売ごとに違ってよい。
多様な製品と多様な小売があるから、消費者は自分にあったものを選択できる。選択されるように、それぞれが協創・競争すればよい。「締め出した」「生意気」は本質から外れてると思う。
事実として取り扱いが無くなった商品があって、その原因は情勢に伴う原価の高騰ということ。
企業には価格を決める権利も、買う買わないを決める権利もあるという普通の話。
あとはその様子を第三者の立場で見ている消費者がOKストアで代替品を買うのか、他の店で買うのか、OKに行くことを減らすのかも、消費者の自由。
周りが自分の中の物差しで正義や悪を決めつけて発信して良い内容ではない気がする。
あくまで「自分はこうする」でいい。