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シカゴ大の山口一男教授の論文*で、日本の男女の賃金格差を生む主要因のひとつとして、「長時間の就業慣行」があると指摘されています。
つまり「恒常的に長時間勤務できるかどうか」が、かなりの程度昇進を決めているので、長時間労働ができない女性は昇進の機会がなくなり、年功賃金も低くなるということです。

同論文では、長時間労働できる従業者を「核」とみなす企業慣行は、正規雇用と非正規雇用の賃金格差の根本原因でもあると述べられています。

「働いている時間」を重視する企業慣行を変えていかないと、賃金格差の問題は解消しえないということでしょう。

*山口一男(2021)日本における男女不平等:賃金格差の要因分析を中心に.日本労働研究雑誌, 63, 21-30.
同じ職場、同じ仕事でも、日本では家事育児分担の見直しが進まないために、女性は男性と比較して働く時間が短く、突発対応ができずに、「責任ある」仕事を引き受けにくい現実もあります。

国の現状を嘆くのではなく、企業が積極的に働き方、仕事の回し方を工夫することで社会の歪み吸収し、是正を促していきたいものです。
この結果のイコールペイデイの遅さは悲しいですよね。いつも4月とかで先進国で一番遅い。
形で効果的に規制しないともう間に合わないでしょうね。
ー基本の賃金が安い仕事に女性が多く、高い仕事には男性が多い
ー女性の方が短い時間しか働いていない。女性の残業が短く休暇が多い。
という組み合わせで起きていると考えるなら、
ー正規非正規雇用を問わず同じ賃金ごとに男女同数を雇う
ー休暇と残業の長さも男女同じにする
ということが必要なんですよね…
記事にもありましたが、日本では女性の就業率が7割と決して低くないものの、非正規雇用比率が5割にとどまっていること、また、正規雇用では、管理職や専門職の割合が低いことが、賃金格差を生んでいます。
有職者の女性の2020年の自殺者数は、2019年までの5年間の平均値よりも3割近く増加したそうです。主な原因のひとつは、飲食・サービス業など女性が多い非正規労働者の雇用環境が悪化したことによるとのこと。コロナ禍で格差は一層深刻になっていると思います。

この原因は、制度、文化、複雑に絡み合っており、あるべき絵姿を描いて、ひとつひとつ改革していくしか手立てはないように感じます。

例えば、出産後に離職する女性は多いですが、この背景にあるのは、「男は外で働き、女は家を守る」という性別役割分業思想が根強いことや、長時間労働を余儀なくされてしまう日本の勤労体系に要因があると思います。また、出産後に職場復帰を図ろうとも、日本の育児給付金制度は、働くことよりも休むことを推奨されるかのような制度であり、今のままでは、経営者・当人双方が復帰するモチベーションが阻害されますし、仕事から遠ざかることで、復帰してもなかなか元のペースに戻れないという悪循環を生んでいるのではないでしょうか?私だったら、同じ金額をいただいて、自宅で働く環境を整えるのに使いたい!と思ってしまいます(笑)。

加えて、仕事がジョブ型でないため、積み上げた専門性を活かして戻れる場所があるわけではなく、異動が発生し、そこでの仕事やルール如何では、両立が難しくなるということも課題なのだと思います。私はたまたま外資系金融で専門職を長くしていましたが、評価ややるべきことも極めて明確ゆえ、仮に自分が妊娠・出産で離れても、戻れる場所を作ることはできるのではないかとのイメージは描けていました。

日本の女性は、高度教育を受け、優秀な方が多いのに、本当に勿体無いと思っています。また、労働力人口が減少している日本において、如何に本当の意味で活躍する女性が増やせるかは本気で取り組むべき優先課題ですが、「あるべき姿」が明確に描けて、それに向けた改革が進んでいるのかは、正直、疑問を感じざるを得ません…。
企業側の動きもそうですが「女性の方が稼いでいない」という前提の社会を少しずつ変えていく流れも必要だと思います。女は奢られるのが当たり前でしょ?、とかね。
もうこれは、男女格差というより世代格差と言えるのではないか?もはや三十代以下の層には男女の区別という発想自体がなく、性別に関わりなく能力を活かしてしっかり働いていると思う。あと10年経過して、執行役員、審議官、教授など今の大企業や官庁、大学などの前線のトップのポジションを次の世代が奪取できる時代になれば、ほぼ自動的に社会の主導的地位にある人の男女バランスは良くなってくるはずです。私のいる企業グループではもっと進んだいて、グループ各社のCEOはすべて三十代で占められていて、きちんと回っています。ポジションに所得はついて行くので、早く若い世代に現場の主導権を渡すことが、今無理矢理ポジションを男性から女性に渡すことよりも効果的で、確実なやり方だと私は思います。
管理職になりたくない女性が多いことも原因でしょう。
(昨今は、管理職になりたくない男性も増えていますが…)

産休や育休、さらに育児に対する理解が乏しい日本の職場では、管理職になるとワークライフバランスが壊れる恐れがありますから。

解決策としては、「ジョブ型雇用」を広め、厳格な解雇規制を緩和・撤廃して人材の流動化を促進することが有効です。

終身雇用の会社だと、育児の時期にギャップができたりするとマイナス評価を受けやすくなります。

専門スキルを磨いて転職が容易な社会になれば、日本のムラ社会的職場の雰囲気から開放されると思います。
比較的身近に一般男性の何十倍も稼いでいる女性がいるので、性別は関係あるのかなと思ってしまいますが、余程の胆力?がないことには女性が活躍しづらい社会なのかなとも思います。

稼いでる女性の共通点は明確なものの、それを浸透させるのは難しく各社企業文化を変えてく必要がありますね。
「幼稚園教諭や栄養士など女性が9割以上を占める多くの職業は賃金水準が低く、年収が全平均(487万円)を下回る。」
なるほど。男性の稼ぎで十分に賄えた時代であれば女性の賃金がやや少なくても多くの人は生活に支障がなかったのでしょうが、そんな時代でもシングルマザーや独身の女性はいたはず。ご苦労された方も少なくないと思います。
また賃金が相対的に低いことで仕事を軽視されることもあっただろうと思います。

最近は男性の保育士さんや幼稚園教諭も出てきていると思いますが、男性が働くことで賃金以外にも新たな発見がありそう。誰もが働きやすい職場づくりにもつなげてほしいですね。
農家とか筋力体力そのものをお金に変える仕事だとどうなんでしょうね。某大学キャンパスではお馴染みのお茶摘みのバイトでは男子は20kgだかの茶袋を担いで斜面を上り下りし女子はその場で茶を摘み続けるという働きぶりで同じ時給だったような。