「オンライン面接でも女性はストッキングを」「バーチャル背景は使わない」NHKの就活生向けツイートに批判→削除。その経緯は?
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これまでに何度も面接官としてオンライン面接を行っていますが、私はいつもバーチャル背景を使っていますし、子供たちが自宅にいる場合、子供の声が入ってしまうこともあります。ずっと在宅勤務なので、画面に映らない下半身はジーンズです。仕事の合間に自転車で子供の送り迎えをするとき、動きやすいので。機能優先です。
自分がそんな具合ですので、相手の服装は清潔感さえあれば良いと思っていますし、背景もバーチャルだろうがボカそうが何の問題もありません。髪型も個性なので、わざわざ額を出して欲しいと思ったことはありません。仮に面接中に宅急便が来て、一旦中断したとしても気にしません。そうしたことは面接の本質ではないと思うからです。ツイートはこの内容をまとめたものみたいです。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu870/
美土路先生という方のアドバイスのようです。記事内のプロフィールを見るとキャリア・コンサルタントとありますが、こんなどうでもよい内容を重要そうに学生に説明するキャリアコンサルタントがいるのかと、同じキャリアコンサルタントとして悲しくなります。まるでマナー講師やん。
と思って調べてみたら、やっぱりマナー講師だった。
https://www.wise-career.co.jp/profile/
経歴を見てみたら、人事の経験もないようで、なんでこんな人が就活生向けにアドバイスできるのか謎です。キャリアコンサルタントの資格試験には就活対策、面接対策の内容なんて出てきませんからね。オフィスだけでの働き方からルールや考え方が固まってしまっていますね。またこれだと今までの面接では外見のしっかりさやルールを重んじてるところを見ていました、と言っているようなもの…。このオンライン、またはハイブリッドな世界ではアップデートが必要です。