要求拒否口実にウクライナ侵攻継続=ロシア大統領、停戦条件つり上げ
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いずれにしろ、プーチン大統領の意図は、ウクライナ全土を実質勢力下に置き、傀儡政権を置くことです。
ウクライナをロシアの領土に併合する、ということまではしないでしょうが、複数の傀儡政権に分割して管理下に置き、ロシアの通貨、ロシアの教育、ロシアの統治が行き渡るようにはしたいでしょう。
そのためには、現状では戦争を継続することが必要で、ロシアには戦争を継続する能力はあります。株が下がろうが、通貨が下がろうが、戦車を進めることはできます。
ロシア側が、撤退を含めた内容の駆け引きをする交渉に応じるのは、ロシア軍が壊滅した時だけでしょう。何度も言っているが、プーチンは停戦する気などさらさらなく、相手を追い詰めてできるだけ値を釣り上げようとしているだけ。対話の可能性をほのめかして希望を持たせ、相手を絶望させるのはプーチンの得意技。
西側もそろそろ腹のくくりどころかも。
ロシアや中共のような独裁体制は指導者の意思次第で容易く戦争を起こせますが、国民は嫌々従っているだけ。一度崩れれば砂の城のようにもろい。
西側の民主主義国家が戦争に踏み切る時は、国民大多数の支持を得てのこと。踏み切るまでは時間がかかりますが、一度踏み切ったなら「挙国一致」の強さを発揮する。
NATOとの戦争を一番恐れているのは、プーチンさん本人だと思います。