三井住友銀行が新会社 高齢の親を見守るデジタルアプリ提供へ
NHKニュース
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見守りサービスについては、先の銀行法改正に伴う業務範囲拡大の一部に盛り込まれており、一部の地銀では定期的電話確認や駆け付けなどマニュアルなサービスを立ち上げているが、本件はよりデジタルで効率性に資するサービス提供を企図。
高齢者保護という側面がある一方、相続等における資産承継におけるビジネス機会もにらんだものではないかと推測する。高齢な親の口座を見守ることで、悪意のある詐欺から防御することができる点が良いです。
私の両親は地方銀行をメイン口座としており、頑なにオンライン取引を拒絶する感覚がありますが、その点を如何に乗り越えるか?がタフなテーマになりそうです。地方の金融機関にある親の金融資産をゆくゆくは相続の際などに自行に取り込むことが目的なのかもしれませんが、不自然な入出金や行動などが確認できて、トラブル防止に役立ちそうで、面白いサービスだと思いました。
人生100年時代というのは良いことには違いはないのでしょうが、一方高齢化の進展とともに認知症を患っている方が保有している金融資産も増えて100兆円を超える規模と推定されると聞いたことがあります。金融機関においては、今後ますます高齢者向けの商品・サービスの開発に加え、例えば、認知判断能力の低下した顧客への対応など高齢者の立場に立ってアドバイスができる担い手の育成などについても充実させていくことが求められるのではないかと思います。