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【核の威嚇】歴史から読み解くロシアの戦略と本気度

NewsPicks編集部
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  • ウェディング 支配人

    核の影響力は本当に凄まじい。
    核を保有するデメリットだけだと思っていたが視点を帰ればメリットもあるのだと感じた。

    強さが物をいうという観点でいえば学校での番長がいるかいないかのシステムに似ているなと感じたが強さだけでは結果強い方が勝つという命が軽んじられてしまいそうで怖い。

    もっと根本的に人間として大事な部分を考えて戦争に向き合わないと核を軸に議論すれば核が正義になってしまいそうな気がする。

    核戦争になった先には何があるのか、結果的に広島と長崎の経験で得られるものはなく、失うものがどれだけあったかを日本がもっともっと伝えるべきだと感じた。

    世界で唯一の日本ができること。絶対に唯一にしないといけないこと。
    若者から伝えていきたい。


注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    ソ連は核兵器のゆえに恐れられ、核兵器のゆえに滅びました。少なくとも、ソ連崩壊の原因の一部は、核兵器の生産と配備にコストをかけすぎたことです。その結果、国民の生活を豊かにする民生分野の産業が、あまりにもおろそかになりました。
     「ソ連は戦わずして負けた」という感情は、現代のロシア人の間に相当広くあります。「核兵器を使えば負けるはずはなかったのに、使わずに一方的な敗者になった」という後悔です。ゴルバチョフ氏やエリツィン氏のような「裏切者」のせいで負けた、という感情もあります。とにかく、よくわからないままに、なし崩し的に外交的譲歩をして、米国が一方的な勝者になっていた、という、納得しがたい感情があります。
     プーチン大統領は、その理不尽な敗北からロシアを建て直して、本来得られるはずだった勝利を取り戻してくれている、という幻想があり、それがプーチン体制を今日まで支えてきました。
     核兵器は、軍事的なコスト・パフォーマンスから見れば、ひどく魅力的です。ロシアはウクライナに攻めこんで、すでに数千人の兵士の命を失いましたが、核兵器を一発使えば、ロシア人兵士の命を1人も失わずに、ウクライナも欧米も沈黙させることができるかもしれません。
     無論、国際的な政治上の理由で、核兵器の使用は割に合わないのですが、国際的な政治や経済を考慮する気があるなら、ロシア政府は、今回の戦争も始めていなかったでしょう。
     「核兵器を使えば労せずして勝てる」というのは、幻想です。しかし、ロシアでは広く信じられている幻想です。そもそも、70年にわたって核兵器にあまりにもコストをかけ続けてきたため、これを使わないままには済ましがたい、という感情があります。待望されてきた「ロシアの勝利」は、もともと核兵器の使用を前提にしたものでもあります。
     ロシアでは、核兵器を使用するハードルは、米英仏に比べればひどく低い、といえます。北朝鮮やパキスタンと比べると、どちらが先に使うかはわりませんが。
     あとは、核兵器を使わずに1か月以内程度で勝てるか、国際関係的に比較的無難な使いどころはないか、が、ロシア政府の核兵器使用の基準になるでしょう。止められるのは、米国の明確で具体的な警告だけです。


  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    ロシアの核による威嚇で、世界の緊張が高まっています。この状況をどう捉えればよいのか。プーチン氏の狙いは何なのか。専門家とともに核の歴史を読み解き、考えました。

    核抑止や相互確証破壊、さらに核によるエスカレーション抑止と言った概念は、いずれもまるで禅問答のように思え、そうした概念の下で繰り広げられる心理戦の均衡は、非常に危ういとも感じました。

    広島・長崎での原爆の惨禍を繰り返さず、かつ、核軍縮の歩みを逆行させないためにどうすればよいのか。国際社会の知恵と結束が試されています。


  • NewsPicks 記者

    現在でも世界には、1万3000発近い核弾頭があると推定されています。比較的小さな爆弾でも、広島・長崎で使われた原爆の何倍もの威力があると言われており、背筋が寒くなります。

    核兵器をめぐる各国の戦略は、時代が下るにつれその駆け引きが複雑化し、素人にはなかなか理解できません。

    ただ、一つ言えることは、これはゲームではないのです。

    一瞬で大勢の命を奪う兵器のボタンを、本当に押してしまうのか。あるいは、世界はこの卑劣な脅しに屈してしまうのか。

    今の自分に何ができるのか、改めて考えたいと思いました。

    ※核弾頭保有数のイラストで、地図上パキスタンを指し示す線の位置が誤っておりましたので、修正しました。


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