「検証」みずほ銀行だけシステム障害が多発するのはなぜか 金融庁による行員千人規模アンケートで分かった根深い企業風土
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エンジニアの立場からコメント。記事にある通りシステム障害自体はどこでも起きていることで、ゼロにすることは到底無理な話であるし、みずほ銀行が特別にシステム障害の件数が多いとは思えない。みずほ銀行の対応がいまいちなのはシステム障害の発生を検知した時の初動ではないか。経営層をはじめ社内での周知が遅く、顧客影響が広がったと思う。ATMにカードが吸い込まれた件も、その事象が分かった時点で即座に他行のATM利用を促して被害を少なくするか、人員を配置してカードを返却するとか色々と打つ手はあったと思う。
注目のコメント
"「言うべきことを言わない、言われたことだけしかしない」という企業風土だった。"
これ、みずほに限らず、一部上場の40代くらいの人にも多い印象。出勤すること自体が価値とする年功序列の弊害だと個人的に思ってます。
組織の目的や指針を理解して成果を出すことが大事です。CIO(最高情報責任者)という呼称から、形から見直すというアプローチも必要なように思います。
このポジションは、情報の責任者なのではなく、テクノロジーの責任者でたるべき。
行内からの登用ではもう限界でしょう。
未だに三行云々と言われているのが、悲しい。同情します。全く検証になっていない。システム障害が起きた後の迅速・的確な対応だったり、障害を大規模化させないための人員配置や管理態勢などは経営の問題だとしても、障害が頻発しやすいシステムになった原因はもっと技術的なところにあるはず。それを明らかにするのが検証だろう。