【注目】アマゾンが推進する「小売革命」の最新形態
- 変身を遂げた大手食品スーパー
- 店舗運営をほぼ完全に自動化
- 4年におよぶ実証実験の集大成
- ディストピアか、最先端か
- セルフサービスの未来
- 客のイタズラもシステムに完敗
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単純にすごいと思う一方、小売りとしては「お店の魅力」、つまり集客力については何も触れていないことに少し驚きます。革命といえば革命ですが、単なる機械化、あるいはDX?
少し違うかもしれませんが、ピクサーの映画がすごいのはコンピューター技術だけではなく、ストーリーの素晴らしさだと思います。
昔ロンドンに住んでいた頃、WHOLE FOODSに行くのは大変楽しかった思い出があります。それは広い空間に商品が素敵に陳列されるレイアウトもそうですが、そこで働く人たちが素敵だったことに大きく関係していました。対人でのFISH, MEETコーナー、レジ打ちの人たちのプロセス、雰囲気。
小売店舗の雰囲気は、イギリスだと例えばテスコのそれとはまた違いました。そして、同じWHOLE FOODSでも、アメリカのとある店舗とはまた違いました。
店舗ごとの違いを構成していたのは、そこで働く人と空間づくりのように思います。
この記事を読んで、特に最後の買い物客の「いたずら」もセンシング仕切ってしまう。ここまできたのか、と驚きました。この先には完全な自動化の世界が待っているなぁと。
STAY HOMEで日常生活を送っていると、対面の人と会うのは、食料品の買い物とレストランでの食べ物の購入が大半になってきます。この状況でそれぞれが、自動化店舗、デリバリーで補われると、便利ではありますが、いよいよリアルでの人との接点がなくなります。
そして、一方バーチャル、メタバースの世界ではより多くの人とのつながりが構成されていくようになる。減っていくリアルとの接点、急増するメタバースとの接点。社会的重心がリアルからメタに移行するのは、単にメタの拡大だけではなく、リアル社会の減少にも起因するなとあらためて感じる記事でした。
消費者が小売店舗で一番ストレスになっているのは、レジ待ちです。このストレスを解消したのがJust Walk Out。
入店のストレスもAmazon Goから改良されている。以前は入店の際にスマートフォンのQRコードをゲートにかざさなければならなかった。それを手のひらで入店できるようにした。ポケットからスマートフォンを取り出し、アプリを立ち上げ、QRコードを表示して、ゲートでスキャンするというプロセスを、手のひらのスキャンだけに改良しました。
本格的に、リアル店舗とオンラインを融合させるため、Amazon Book Storeやポップアップショップなどは閉鎖すると発表しています。Amazonにとってのリアル店舗は実験の段階から本格稼働へと移っています。
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