ロシア軍、戦力9割投入=ウクライナ各地爆撃激化―米
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全ての戦争は、拡大する。前線部隊を援護するため、戦闘部隊を追加投入しなければならないから。途中で爆撃をやめたら、初期の作戦が誤りだったと認める事になるから。戦争拡大以外の選択肢はないと、プーチン大統領は考えているだろう。プーチン大統領がこれ迄のプーチン大統領であるかぎり、戦争はエスカレーションし続ける。ウクライナ民族は、ロシア民族と一体だとの言葉に酔っているプーチン大統領は聴く耳を持たない。習近平主席は台湾は中国の一部とのキャンペーンに酔っている。朝鮮半島は北も南も同じ民族であるとアピールしてきた北朝鮮は、民族統一のための核兵器という政策を追求している。中国と北朝鮮はプーチン大統領を支持する。だから、ロシアには孤独感はないのだろう。
「国境に集結させた兵力の9割」というのは、国境に集結させていた兵力がロシア軍の7割近くでしたから、ロシア軍全体の6割ほどをウクライナに侵入させている、ということになります。
極東などにはまだ部隊がいるし、それらもすでに西方に向かって移動させています。
ただし、「兵力」というものの数え方は、単純ではありません。今回の戦争に参加している「ロシア軍17万」といったりしますが、あたりまえですが、歩兵1人と爆撃機のパイロット1人では、戦力としてかなり違います。
ロシアは、当初は、爆撃などはせずにスマートに戦争を終わらせるつもりでした。それはうまくいかなかったので、当初あまり使う予定がなかった「兵力」、爆撃機やミサイル部隊、重砲などを投入してきています。
これら新規に投入されている兵力は、人数としては比較的少ないですが、戦力バランスを大きくロシア側に傾けます。ロシアの戦力投入量はどんどん増えているが、効果的な攻撃が出来ているかどうかは疑問が残る。無差別攻撃に近い荒っぽいやり方で都市を破壊しているだけのように見えるが、それは軍事的にどのような価値のある行動なのだろうか。