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「冷戦2.0」突入、ロシア侵攻で世界激変

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    冷戦の時のソ連は強大でした、少なくともそう思われていました。
     冷戦が始まったきっかけは、ソ連がドイツに勝利し、その勢いで東ヨーロッパを勢力圏に置いてしまったことです。
     1946年3月、英国のチャーチルが「鉄のカーテン演説」を行い、ソ連を封じ込め軍事的防衛線を建設することを訴えたことで、冷戦は始まりました。
     当時のソ連には、それを可能にする力がありました。軍事力と経済力だけではなく、共産主義というイデオロギーです。ヨーロッパだけではなく、アジア、アフリカ、ラテンアメリカにもこのイデオロギーの支持者が多数いました。ソ連は、未来の世界像を示して世界を2分し、45年後に敗れました。
     1945年当時、欧米諸国はロシア革命を成し遂げたソ連の爆発的なエネルギーを認識できておらず、経済力や軍事力の数字で計るという誤りを犯しました。
     今のロシアには、軍事力以外は資源くらいしかありません。世界中に支持者がいるような未来の世界像を示す国では全くありません。
     プーチン大統領は古い人間です。ソ連末期のイデオロギーを40年前そのままに持ち続けて、再起動させようとしてきました。しかし、それが可能な条件はロシアには無く、40年間動かしてこなかった車を動かそうとしたらエンジンが動かない、といった現状です。
     「冷戦2.0」が始まるとしたら、その一方の旗頭は、間違いなく中国です。中国は、経済力と軍事力はともかく、世界の半分を引きつける未来像を持っているかというと、そこは役不足ですが。
     ロシアは中国の添え物に過ぎず、先月始まったばかりの戦争は、後から見れば、いずれ中国の車輪の1つとなるロシアを、前もって徹底的に叩いておいた、という位置づけになるでしょう。


  • 外資IT営業・小額投資家・歴史好き

    歴史を振り返ってわかることは、後から見ると大きな流れで必然と思えるよううな事象でも、その時の当事者達は大きな勘違いをし、読み間違え、偶然が重なった結果であるということです。

    第一次世界大戦時、ドイツ皇帝はロシアの参戦を想定せず、フランスに対する短期決戦を想定し、結果的にドイツ帝国は崩壊した。

    第二次世界大戦時、英仏はヒトラーがポーランドにまで攻め込むとは想定せず(というか攻め込まないという期待のもとで静観し)、をれを受けて、ヒトラーは英仏の参戦しないと踏んでポーランドに侵攻し、結果、大戦が勃発した。

    今回は、西側諸国の経済制裁という牽制はプーチン止められず、プーチンはウクライナに対する短期間での勝利を予想し、ウクライナは予想外の善戦をし想定外にナショナリズムが高まり、結果、戦争が長期化するという事態でしょうか。

    戦争の結末は誰にも予想できませんが、ロシアがウクライナを制圧するか、経済的に限界点を迎えるか、時間との戦いというのが当面の展開ですかね。西側諸国にも軍事的な介入まで行う覚悟は無さそうに見えます。

    結果、キエフは陥落し組織的な抵抗は終了するもののウクライナ国民の抵抗は継続して不安定な状況が継続。ロシアは経済的に追い詰められるものの革命は起きずにプーチンの独裁が続く。

    結果、世界には北朝鮮よりもはるかにコントロールが難しい無軌道な独裁国家がまた一つ誕生して安全保障上の脅威となる、、、とか?


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    東京大学 公共政策大学院教授

    西側諸国とロシアとの関係を「新たな冷戦」と見る向きは多いが、ロシアはイデオロギーに基づく戦略を持っている訳でも、世界に仲間を増やそうとしているわけでもない、という点で冷戦とは大きく異なる。敢えて言うなら19世紀的大国間競争の復活だろう。


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