クルマも街も空のモビリティも。暮らしを支えるタフな半導体!?
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海外ではすでにスマホやIoTセンサをつかってその人の運転の癖を診断し、それによって保険料が変動する商品があります。
また、最近の自動車にはエコドライブの採点機能がついているものもあります。ただ、それについてはある評論家の方が、車の流れとか考えずにひたすらエコを追求する人がいて、逆に迷惑をかけている可能性を指摘されていました。何事もメリハリが必要だと感じます。スマホやPC、テレビや冷蔵庫、電気自動車など身の回りのありとあらゆる製品に使用されている半導体。最近は世界的な半導体不足が報じられたのが記憶に新しいですが、この記事ではデンソーが開発した次世代の半導体についてまとめられています。
記事によると、この次世代半導体が真価を発揮するのは電気自動車などのモビリティだそう。モビリティには電圧や寒暖差、湿度や振動などの厳しい条件下でも機能するための「タフさ」が求められるとのこと。デンソーはそのような厳しい条件をクリアするために約25年の歳月をかけて次世代の半導体を開発したそうです。
新たなモビリティとして近年ますます存在感を増している電動自動車はデンソーのタフな半導体に支えられていることがわかりました。外見からは分かりませんが、生活を豊かにする最先端のテクノロジーの支える半導体は、まさに現代の縁の下の力持ちと言えるかもしれませんね。半導体を制する者が次世代の産業を制することになりそうです。かつて「鉄は国家なり」と言われたのちに、「半導体は産業のコメ」とされて日本の大手鉄鋼メーカーが相次いで半導体生産に参入していた時期がありました。いずれも失敗して撤退を余儀なくされてしまいましたが、粘り強く投資を続けていれば、いま大きく花開いていたことでしょう。中長期をを見据えた投資戦略は本当に大切です。