「上位40%の生徒は時間を持て余している」学校で学力が伸びない本当の理由
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中学と高校を一括りにするのは難しいですね。入試等により最適化を経たかどうかが異なります。
高校の進学率は98.9%なので、ほぼ全員が進学するわけですが、その途中に入試があるので、自分のレベルにあった学校に進学することになります。進学先でまた2:6:2に起きるとは思いますが、少なくとも学区だけで分けていた頃よりも、自分にあった教育になる可能性が高いです。
持て余していることと学力が伸びないこととはイコールとは思いませんが、中学でも、授業のときだけは習熟度別のクラスにしてみるなどの策も必要です。国が掲げている教育の方針をどのようにブレイクダウンするかが大事ですね。
注目のコメント
日本の芸能を修得する過程を「守破離」といいますが、
教育における3つの学力要素である、
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・基礎的な知識及び技能
・これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力
・主体的に学習に取り組む態度
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は、上から順に守破離に近いものがあると思います。
芸能における守破離は①守②破③離と、段階を踏んでゆくものですが、
変化のスピードも幅も大きい現代社会での教育はこの3つを順にではなく同時に行っていく必要があると思います。
つまり、1年生の1学期の段階で、守(基礎知識の習得)も行いつつ、それとは異なる場面で同時に、破や、離までも行ってしまう。
それが変化し続け学び続ける個の教育につながる気がしています。これって習熟度別の授業編成にすれば相当解決するはずです。
そもそも3月生まれなのか4月生まれなのかによって脳の発育が一か月しか変わらないのに、学ぶ内容が一年違うのっておかしいと思うんです。
得意な科目や簡単と感じる科目があっても、日本の学校は年齢主義なので、自分のレベルにあった学習ができません。高校レベルの数学ができる中学生が中2の数学の授業を受けないといけなくなると、当然の事ながら「時間を持て余して」しまいます。
時間というとても大切なアセットを無駄にしてしまう現状をどうにか変えていかないとですね。特に時間を持て余している小中高生には「積極的不登校」がおすすめです。海外で勉強をしたときに、これに近いものを目の当たりにしました。
特別扱いとか差別ではなく、伸びる余地のある生徒に対して、本人の好奇心を伸ばす(もっと楽しませる)ために、教える側がいろんな手を差し伸べる、というところがすごいと思いました。天才予備軍(正確には天才じゃないかもしれないけど)って、こういうふうにして育てられるんだなー、とおもいました。