学校配布のGIGA端末、トラブルは「すべて学校の責任」解決のカギ
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トラブルが起きる可能性があるから、学校のGIGA端末配布はおかしいとは考えないで欲しいです。今やパソコンやタブレットは、鉛筆やノートと同じです。ネットでもリアルでもいじめはあるので、この記事にあるように元のいじめを察知したり解決する方が大切です。先生のPCが生徒に不正アクセスされるというのも、先生の紙のノートを盗み見るのと同じ。あまり特別なものと考えすぎない方が良いと思います。
先日、公立の小学校で複数回に渡る授業をする機会がありました。
そこで驚いたのが、子どもたちは学校から支給された1人1台のタブレットを持っていて、それを、自分用のタブレットとして毎日家に持ち帰り、学校でも自宅でも学習のために使っていました。
ギガスクール構想、教育のICT化、エドテックの活用など推進されていると聞いてはいましたが、正直ここまで活用されているとは思いませんでした。
タブレットは悪質なサイトや動画がみれないようにフィルターが掛かっているものの、普通にグーグル検索やユーチューブ動画をみることもできます。
自分用に支給されたタブレットなので、多くの子どもたちは、10分の休み時間にもダブレットを使ってなにかをしていました。
その姿をみて、当然、自宅でも同じように多くの時間をタブレットの画面の前で使っているのだろうと思いました。
利点は色々と考えられますが、私がちょっと違和感を覚えたのは、そういった児童の姿を前にして、学校内であまり議論が分かれていない雰囲気があるというところが気になりました。
「教育のICT教育化は国の方針で進めるべきだ」とか「今や世界各国でのスタンダードだ、だから良いことだ」とか、「コロナ禍では欠かせない」という雰囲気を感じました。
そういう前提に、「これってどうなの?」と立ち止まって疑うことが許されるといいと思いました。新たにデジタルリテラシー教育のための人材などを雇わず、トラブルは全て学校の責任とするのは流石に教員の方たちの負担を考えると無理があるというか無茶苦茶過ぎる気がします。
これまでも教師のブラックぶりが度々インターネット上に流れたりしていましたが、教員を何だと思っているのでしょうか?このやろう、と思った教員も居ましたが、それでも総じて先生たちは良い人ばかりです。そのいい人たちをただですら酷使しているのに更にタスクを増やそうとすることには賛同しかねます。