【新】E・マスクも注力。東大研究者が明かす「脳×AI融合」の今
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脳研究の話。
ここまでされてしまったら
人間って何するの?
ということに。
なんか
昔読んだ
手塚治虫の作品に
このようなことが書かれていたような…
人間以上のパワーを持ち
人間と同じ思考をする…
それって
新人類なのでは?
注目のコメント
著書を紹介いただきました、東京大学の紺野大地と申します。
私の所属する池谷裕二先生の研究室では現在「池谷脳AI融合プロジェクト」が進行中であり、
1. 脳チップ移植
2. 脳AI融合
3. 脳インターネット接続
4. 脳脳融合
というSFのような研究に本気で取り組んでいます。
著書では、このプロジェクトの最新情報についても詳しく扱っています。
2022年3月時点で脳×人工知能の分野についてここまで詳しく、かつ分かりやすく説明した本はないと自負しており、分野の最先端を俯瞰できる内容になっています。
ぜひご一読いただければ嬉しいです。
(ちょうど本日まで、Amazonで30%引きとなっています!)
『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線』
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B09MTFJYDC/ref=tmm_kin_swatch_0?ie=UTF8&qid=&sr=人は、AIのロジックを理解する必要があるのか?
人は、理由や根拠を見い出そうとするバイアスを持っているので、AIの説明責任を求めるわけですが、それは科学や社会の発展を阻害しているかもしれない。「高次元科学」と呼ばれたりする領域ですね。
=抜粋=
人工知能が脳の限界を突破し、今後も進化を続けることで、科学は「シンプルな方程式で世界をモデル化する」という従来のあり方から、「大量の変数を用いて、世界をありのままにモデル化する」ようになるかもしれないのだ。
こうした状況は、今すでに「人工知能によるブラックボックス問題」(人工知能が導き出した答えについて、そのロジックを人間が理解できない)として取りざたされているが、「人間が理解できないことは科学ではない」と切り捨てることも、また違うのではないかと紺野氏は主張する。私はVRの研究をしていますが,VRはざっくり言えば末端の感覚器への情報入力を置き換えてバーチャルに感覚を生起させるという研究と言えるかと思います.一方で,ここで紹介されているのはもう一段上流で,末端からの情報が上がってくる脳をダイレクトに刺激して体験を生成してしまうというあたりの話です.
VRの文脈で考えたとき,目や耳は感覚器が局在しているので刺激をしやすいですが,触覚のように全身に分布しているような感覚はそれぞれの位置に刺激を出す必要があるので大変です.その意味では脳という情報が集約される上流器官の,限られたエリアに直接刺激してしまうのは手っ取り早くて良いかなと思います.一方VRに比べたらヒトへの侵襲性の高い刺激になると思うので,そのへんがどう社会に受容されるかというところですかね.
AIが絡む部分については,実は今我々が日常的に触れている情報は,AIが導いたリコメンド情報をそれと気づかずに受け入れているということも多いので,それを身体の外に置くか,中に置くかの違いくらいかなという印象です.
個人的には脳を直接接続して,言葉を介さないコミュニケーションができるようになったときに,言語の壁が超えられるかとかについては非常に興味があります.