スウェーデン、国是破りウクライナに武器供与へ
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スウェーデンが紛争国に武器を供与するのは、1939年にソ連が一方的にフィンランドを侵略した冬戦争以来です。
この時スウェーデンは義勇兵8000人とライフル13万5000丁、機関銃800丁、野砲150門、戦闘機25機を送りました。
圧倒的劣勢の中でフィンランドは戦史に残る戦いを繰り広げ、最終的には敗北しましたが、何とか併合は免れ独立自体は維持することができました。
冬戦争の原因は、ソ連がフィンランドの位置がレニングラードに近いことが安全保障上の脅威だとして、一方的に領土の交換を迫ったことです。
ヨーロッパの報道を見ると、今回のウクライナ侵略も冬戦争と同じ構図と考える意見も多く、私もそう思います。首都に踏みとどまって国を守る気概を堅持しているゼレンスキー大統領とそれに呼応する軍・国民の高い士気あってがゆえのことでしょう。核を装備し敵意を抱く近隣諸国を有する我が国にとって、貴重な教訓の一つかもしれないな・・・ 自ら国土と国民を守る決意を持たない限り、他国はここまでしてくれないような気がします (・・;
スウェーデンとフィンランドにとってロシアは、日本が思う以上に歴史的敵国です。
フィンランド人とエストニア人は、民族的にも近い関係であり、今回はエストニアから側面サポートしているのでは?と推測しています。
4年前、物価が高くて躊躇しましたが、エストニアと北欧を回って来て良かったです。やはり、現地で得た肌感覚は大事ですね。