安倍氏、核共有「日本でも議論すべきだ」 ロシア侵攻受け民放番組で | 毎日新聞
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核共有ことニュークリアシェアリングはいわゆる核の傘とは異なる概念です。
核保有国が攻めてきた時、相手が戦術核兵器を使用することを想定して、こちらも同様の戦術核兵器で対抗できるようにするため、アメリカ軍の戦術核兵器B61を借り受ける契約を言います。
つまり、この兵器を使用する場所は”日本の国土”です。
アメリカ軍が勝手に日本の中で核を使うと、日本人に恨まれるので、日本人の手でさせようとする思想で、罪の共有とも言われます。
日本が議論すべきは、いざという時に相互確証破壊によって相手を破壊する決意を見せることで、抑止力を発揮して日本侵略を思い止まらせること、つまり核弾頭ミサイルの保有であって、本土決戦で日本の国土に戦術核を落とすことではありません。
議論は大いに結構ですが、推進派も否定派もよく概念を理解して、正しい議論をすべきだと思います。
詳しくはこちらの記事を参照してください。非常に丁寧に書かれています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20181220-00107827当然考えるべきなんじゃないでしょうかね。仮に北朝鮮が中露の暗黙の支持で日本にキロトン級の核を撃ち込んだとして、アメリカが中露との核戦争覚悟で、北に報復してくれるとはとても思えませんから。日本が自らやるしかありません。その手段を保有すること自体、相当の抑止力となります。
それ以前に、核兵器を抑止できるのは核兵器しか無いという世界の「常識」を日本人が共有する必要があると思いますが。