[ワシントン 24日 ロイター] - 米連邦議会の議員らは24日、ロシアが侵攻したウクライナを支えるため、来週にも数億ドル規模の軍事・人道支援を承認する考えを示した。

バイデン政権は過去1年、ウクライナに既に6億5000万ドル以上の軍事支援を行っている。

民主党のロサ・デラウロ下院歳出委員長は「状況を注視し、危機に直面しているウクライナおよび中・東欧の同盟国に支援を提供する用意がある」と声明を発表した。

ペロシ下院議長も、ウクライナへの人道支援や防衛装備を提供することを議会が望んでいると説明した。

共和党からも追加支援を支持する声が出ている。上院外交委員会の共和党トップであるジム・リッシュ議員は記者団との電話会談で「防衛装備向けと人道支援などの資金の額は明らかに異なるが、おそらく相当な規模になる」と説明した。