ウクライナ侵攻は「五輪休戦違反」、ＩＯＣがロシア批判
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違反と言う解釈は本当に当然でしょうか?
私はそれ、違うと思っています。
いつもの冬季五輪であれば、ロシアは国として出ている訳で、であれば違反と言えるでしょう。
しかし、今回ロシアは国としては出ていません。
お忘れでしょうか。
今回、ロシアはドーピング問題で、国としての出場を許されていなく、ROCつまり委員会から推薦した個人、という形での出場でした。
もちろんロシア選手が勝ってもロシア国歌は流れないわけです。
その状況で、違反であるとの説明にはならないと私は考えます。出場国ではないのだから。
では何故ここまで待ったか。
それは中国大陸への配慮と言えるでしょう。
今回の冬季五輪は中国大陸の首都で行われました。
ということは、その最中の侵攻であれば当然ニュースもそちらに流れます。
習主席のメンツも丸つぶれな訳です。
対して今は五輪とパラ五輪の境目です。
そのため、五輪がニュースになっているわけではないと言えます。
だからこそここを選んだ、と。
ということは、もし中国大陸への配慮を最大限にするなら、パラ五輪の開幕までにはロシアは決着を付ける気ということになります。
とすると期間は限られます。
首都制圧で傀儡政権化し、その上で撤退をする。但し2つの「共和国」には現地の要請の名の下に留まる。
ここら辺を狙うあたりになるのではないでしょうか。結局被害を被るのは一般の人たち。
ロシアの選手が参加できないと行く事になれば、国のために(メダルが国の威信と考えている人たちのため)日々トレーニングしてきたであろうアスリートの努力が全て無駄になる。
なんだか虚しくなります。単にプーチンがパラリンピックを五輪として認めていないということでしょう。
でも、パラリンピックにも自国の選手が参加しているのですよね？
ドーピング問題により、国ではなく、ROCという立場ですが。
