【音声】“半導体”需要増加…モノ不足の現状
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J-WAVEの番組にお誘いいただき、モノ不足についてリモート出演。
昨今、様々なモノが手に入らない、待たないといけない、といった経験をされている方も多いと思います。どのような背景で起こっているのか、なぜ改善がなかなか進まないのか、というあたりについて、なるべく平易に単純化して話してみました。かなりの複雑系かつコントロール不能な要因も多いのですが、我々製造業の取り組みにも少し触れました。
生放送で時間を気にしながら端的に話すのは、やってみるとやはり難しく、その点さすがナビゲーターの方々はプロだと感じました。今回は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。確かに、半導体不足は、深刻に感じられるのでしょうが、微細加工研究所の湯之上隆さんと、英国Economistは、その後の過剰生産の可能性について、指摘しています。
EETimes 湯之上隆「半導体不足」は本当か? クルマ大減産の怪
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2111/26/news040.html
日経新聞のEconomistの日本語訳「半導体、危うい国ぐるみ増産」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB28C6K0Y2A120C2000000/今回は、富士通クライアントコンピューティング 社長の大隈 健史さんに、モノ不足の裏側についてお話を伺いました。
身の回りにあるモノは、本当に目まぐるしいスピードで新しい機能が搭載され、日々進化していきます。昨今スマート家電が当たり前となり、より最新のものを手に入れようとするとどれも手にするまでに時間がかかる…。そして「より早く手に入れたい」という欲求が人から人へ伝染し、そうやってさらに需要が増していきます。
こういったモノ不足の裏側で、この現状を打開しようと努力する方々がいてこそ「今」が実現し、こういった生活を送れることは、決して当たり前でないことを再認識しました。(今日のラジオを聴き、なんだか久しぶりに池井戸潤さんの小説を読みたくなりました)
ぜひ本編をお聞きください!