大阪のコロナ宿泊療養者から苦情続出の貧相な食事 ホテル側が“中抜き”認める
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人間ドラマが、垣間見える。
誰が、どこで、どのように検討して、このような事態が起こったのか? そこを想像すると、とても興味深い。
A・どうせ軽症者だし、一日中部屋に缶詰になってるんだから腹も空かないっしょ。そこら辺でテキトーに見繕った安い食事を出しときゃ、いいんじゃないの。
B・でも、ちゃんと自治体からは予算をもらってるんですから、もう少しマシな食事にしないと、文字通りマズくないですか?
A・いいんだって。それよりウチの経営状態分かってんの? ただでさえコロナの影響でツブれそうなのに、国に全額負担してもらってる客のことなんか心配してる場合かって。オマエの給料だって、ここから出すんだからな。
というような会話が聞こえてきそうだ。が、そのような行為が一旦世間に出てしまうと、そのダメージは計り知れない。きっと、想像以上に後悔しているはずだ。ある意味、彼らも被害者かも知れない。競争分析を行うと「問題の所在を推定すること」は容易です。通常のホテルの運営であれば、対価に見合わないものを提供すると、金銭負担者・発注者かつサービス受給者である顧客が離れてコストダウン以上の打撃を受けます。したがって、通常はこれは行われません。
しかし、行政が行う「事業」では、金銭負担者は住民全体、発注者は行政、サービス受給者は療養者とステークホルダー異なっており、ホテルとしては「対価に見合わないものを提供したところで顧客は離れないから問題ない」「ここは稼ぎ時」などと判断したのだろうと思います。
すべてが無責任な環境での帰結として想定内のものですので、こうならない仕組みづくりが必要でした。まさに行政事業の欠点が集約された「問題点のお手本」のケースであり、しっかりした原因究明と再発防止への対応が必要だと思います。「ホテル療養」と言っても症状の程度は人それぞれ。
ほとんど無症状の方もいれば、喉の痛みで飲み物を飲むことすら大変な方もいるでしょう。
「恐怖のカツカレー」とか呼んでますが、無症状の方だったらカツカレーに喜んだ方もいるんじゃないですかね。
>1食900円から「必要経費」をホテルが引いてから業者へ発注していると、「中抜き」があることを認めた。
必要経費=中抜きとの認識だったら、世の中のサービス業はどうしたら良いのでしょうか?
ここまで書くからには、必要経費としていくら「中抜き」したのかも記事にするべきでは?そこが適正かどうかが問題なのだと思います。