2022/2/25

【ファシリテーション】わかり合えない他者と「共存」する知恵

NewsPicks編集部
まるで預言者のように、新しい時代のムーブメントをいち早く紹介する連載「The Prophet」。今回登場するのは、報道番組「ABEMA Prime」(通称:アベプラ)の司会進行役として活躍する、テレビ朝日アナウンサーの平石直之氏だ。
「論破王」ことひろゆき氏をはじめ、個性派ぞろいの論客を束ねながら、議論が円滑に進むようコントロールする「仕切り力」の高さで「アベプラの猛獣使い」の異名を取る平石氏。そのノウハウを余すところなく明かした初の著書が超ファシリテーション力』(アスコム)だ。
同書は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」のビジネス実務部門賞を受賞するなど、一般のビジネスパーソンからも実用書として高い評価を受けている。
前編では、同書の内容をもとに、会議の成果を最大化する「ファシリテーション力」とは何かをひもといた。この後編では、平石氏へのインタビューを通じて「ファシリテーションの達人」になるためのポイントを、さらに掘り下げていこう。
INDEX
  • コロナ禍で注目度が急上昇
  • 「組織を好きになる」手助けをする
  • 「芯を食った議論」を導く条件
  • 「議論の幹」を見つける方法
  • 参加者に「好意」を寄せる
  • 議論の「熱量」をキープするコツ
  • 「想定していた流れ」に固執しない
  • ファシリテーションの真価とは