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工学・理学・社会・人文…日本で「博士号」取得後に待ち受ける“リアルな格差”

マネー現代
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注目のコメント

  • 宇宙機GNCエンジニア 第1期 Student Picker

    これからの日本を支える専門家を育てる博士課程。(もちろんその研究プロセスで得られるスキル・マインドも超重要)

    進学や在学にも多くのお金がかかり(奨学金はあるものの、採択者は一部)、進路にも迷う。これでは、行きたい人が増える訳ありません。博士の人数減少は先進国で唯一と言って良いほど。

    入学のインセンティブを高める事、そして進路に関しても、アカデミアだけではないので、様々な分野で博士の価値を再認識して、待遇が改善される事を願います。

    私も博士進学を考えていましたが、結局異なる道を選択しました。

    ●博士課程後の正社員率
    全体: 67.2%
    工学: 76.2%
    保健: 74.1%
    農学: 66.0%
    人文: 41.0%
    教育や芸術などその他: 49.5%

    ●博士課程入学者数
    “03年度の1万8232人をピークに19年には1万4976人まで17.8%も減少”


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    本記事はしっかりとした大規模アンケートに基づくとのことなので、「間違ってます」なんて言うつもりはありませんが、影の側面にフォーカルを当て過ぎな、博士進学を断念させてしまう記事に見えかねません。

    「課程博士が60.5%、論文博士14.8%で全体の 4分の3程度が博士号を取得していた。」
    分野によって全く違います。また、博士課程に進んだからといって博士号を取得することだけが是ではありません。途中で起業や就職など新しい道を見つけて自ら去っていく人もいます。

    「博士課程在籍時の学費免除有無は、54.1%が学費免除を“受けていない”」
    これは「申請したけども受けていない」ではなく、「そもそも申請していない」人を含んでいないでしょうか?

    「多くの借入金を背負って博士号を取得した後、どのような未来が待っているのだろうか。」
    大学や研究科(大学院で「学部」に相当するもので、呼称は様々)、専攻、研究室で様々な支援の試みがなされています。例えばRA(リサーチアシスタント)やTA(ティーチングアシスタント)として雇用するなど金銭的支援は用意されています。もっと支援したいけども、(わざわざ書きませんが)別の大人の事情でそれ以上の支援ができないということも多々あります。少なくとも私の教え子で1円でも実質借金を増やして博士課程修了したという学生は0です。

    「学問分野別では所得に大きな格差が現れている。」
    これは博士の学位の問題ではなく、業界ごとの給与水準の違いによるものです。工学系・情報系であれば引く手あまたですし、少なくとも「その給与なら私が行きたい」と思ってしまうような額がオファーされます。特に研究開発職は、博士を持っていないとそもそも採用面接にのらないポジションや、博士を持っていることで給与が跳ね上がるポジションも少なくありません。

    「大学等や公的研究機関に就職できた人は安定したかと思えば」
    いまはテニュアシップかそれに類するものを採用する機関が増えてきているので、逆に言うと博士取りたての人は殆どが任期付きといっても過言ではないほどでは。その是非については議論しませんが、与えられたポジションに安住することなく、競争と成長を促すための世界的に見ても一般的な制度であるとは言えます。


  • U of Michigan 教授 (機械工学), 副学科長

    メリケン tier 1 工学部の博士課程では、fully funded model (入学者全員学費+給料フルサポート) を採用しているところが殆どですねぇ つまり学生さんはお金を払うのではなく、もらいます フルサポートを出来る人数しか入学しないんですねぇ 一人分年間 $75k位かかるので、それだけの研究費を集められる先生方が揃っている所でないと採用できない制度ではあります

    うちの学科でも、数日前博士課程の admission letters を大体出し終えたところです。。。タイヘンでした (お金が絡むハナシなので皆さん本気) どのくらい来てくれるかな よい学生さんはいくつもオファーもらいますので、yield を考慮して実際にサポート出来る以上の人数をadmit します なので予想が大きく外れるとタイヘン (とくに yield 低く見積り過ぎると学科破産)

    「今回の調査でも、博士課程修了時点で200万円以上299万円の借入があったのは5.1%だったが、300万円以上が17.4%にものぼり、もっとも多かった。」


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