広島マツダがお好み焼き、HISがそば、ロート製薬がカフェ…相次ぐ「ナゾの異業種参入」成否を分ける“3つの条件”
文春オンライン
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アイリスオーヤマの研究をしてつくづく思ったのは、結局新規事業は会社がやるのでも経営者がやるのでもなく、個人がやるということ。だから、ここでも指摘されている面白さとか情熱が成功のハードルを越えるために非常に大きな役割を果たしています。新規事業の主語が会社になっている限りダメじゃないでしょうか。トヨタが長年金融事業で苦労しているのも、トヨタに「金融をやりたい」と思って入った社員がいないからではないかと思います。
広島マツダは会長の松田哲也さんのオーナー企業。良くも悪くも彼の一存で決まる。
おりづるタワーも、お好み焼きのみっちゃんも、さらに言えば広島国際空港や地元書店のフタバ図書への出資も、全て地元愛が故。同郷の仲間が困っているのを見たら居ても立っても居られない。生まれ育った広島への愛が溢れて仕方ないのだ。
彼はそんな人。だから反発もされるし愛されもする。
でも、それで良いではないかと思うのだ。
シナジーがどうだこうだロジック言われても、結局は強烈なパッションがなければ成功するわけもなく。
少なくともそのパッションで押し通す彼を、同世代の仲間として応援したい。
同じく広島を強烈に愛する者として。広島マツダは、広島の街ではタクシーから商用車、さらにはスポーツカーまで、メーカーであるマツダを支える販売店さん。この記事でも指摘ある通り、地元密着を軸とした多角化、を進めることができている背景として、広島というユニークな地方都市の文化、ネットワーク、価値観、を大切にできる、しているトップのオーナー家の思い、が根底にあるのですね。。。広島(の街)ファンとしては、嬉しい記事。