「残業代」を稼ぐため、わざと残業? 社員を納得させる、残業の減らし方
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つい先日、私は部内メンバーに以下のことを言いました。
・残業時間は減らしていく方向。特に労基法遵守は必須。
・各メンバーへのタスク分担をする際に、私としては1日あたり1時間程度の残業時間が生じる可能性は考慮済み
・なので、月間の残業時間が20時間を超える場合、それは私の想定以上の労働時間を超えていることになるので、それに特段の理由が無いなら能力が低いと見做して人事評価で考慮せざるを得ない(残業代が支給されるのだから)
・今後、上期や下期のMBO設定の際に、自ら残業時間がどの程度かかるかも上長と協議して合意するように。そうしないと、残業時間が上長の想定以上になった場合に人事評価に影響が出ることになるので
・仕事をバリバリやりたい等の理由で月間の残業時間を30時間とか40時間をデフォルト値として設定したいなら、それ相応にタスクを与えるのでそれはタスク分担の前に自己申告するように。
そもそもマネージャー側は、どの程度の残業時間になるかの見通しを持っているはず。まずはそれをメンバーと合意することが大事です。
その合意の過程で生活残業したいという希望が出てくるなら、それを許容できるのかどうかを話し合えば良いだけです。
困るのは、マネージャー側は残業されることを想定していないのに、メンバー側が勝手に残業することなので、タスク分担時=MBO設定時に話し合って合意するのがマネージャーの仕事。マネージャーの残業に対する意識次第。
残業を評価するか、評価しないか。
残業を評価する人がマネージャーならば、日中適当に手をぬいて定時後から本気出すって人が必ず出る。残業代も出るし評価も上がるので一石二鳥、手を抜くことがメリットでしかないです。
残業を評価しない人がマネージャーならば、みな日中から本気で仕事をしなければならない。残業代は出るけど評価が下がるデメリットがあるので、キャリア含め長期的に考えて無駄な残業は×。
マネージャーがどちらが健全で生産性が上がると思うかですね。裁量労働固定給が当たり前になると良いなぁー。
子育てと働き方のバランスという面でも、各種ローンという面でも。
残業代込みの年収で与信判断して住宅ローンを組むとかリスク高過ぎでしょと思いますけどね。さらにボーナス払い組み込むような人もいるんでしょうし...。怖すぎる。
忘れちゃいけないのは、同じ仕事を渡しても仕事が遅い人の方が年収が高いって事なんですよ、良いんですか?って話と
優秀がゆえに仕事が集まりやすくて本当に忙しくて残業してるという場合が混入してるという話ですね。
まぁでもですよ。
そこはマネージャが判断するしかないんじゃないかなぁ。
基本的には部下が何の仕事をしているのか知っているはずでしょうから、あれは大変そうだとか、あっちは割とすぐ終わるだろうとか解ってて欲しいんですよね。
それが無理ならマネージャのキャパオーバーなので、マネージャの数を増やす必要があるんじゃないかなぁ。
何にしろ部下に丸投げで追求するのは違うかなとは思いますね。