2022年1月だけでユニコーン企業が5社誕生。フランス発スタートアップ、躍進の背景は?
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注目のコメント
SME向けのビジネスで活躍するスタートアップという切り口は面白いですね。
他に元気のよい会社だと健康保険のAlan。フランスでは国の健康保険に加えmutuelleという任意保険を会社が従業員に提供することが数年前に義務化されていて、この波に乗ってAlanは特に中小企業や自営業者向けにビジネスを延ばしました。
B2Cとしては診察のオンライン予約やネット診察(最近はワクチン予約も)で有名なDoctolibもかかりつけ医など診療所のバックオフィス業務向けのSaaSを提供しています。フランスは、マクロン大統領就任時の2017年には3社しかユニコーン企業がありませんでしたが、2025年までに25社のユニコーン企業を生み出すという目標を、予定より3年も早く達成したとのこと。
起業支援の国家プロジェクト「フレンチテック」。開始から10年足らずでユニコーン25社。すばらしい成果です。日本とは政府の本気度が違う。他方、愛知県はフランスのインキュベーション施設StationFと連携し、StationAiを設立中。望みをかけたい。