2022/2/14

【初心者向け】今年こそ「アート」を買ってみよう

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この記事は、Quartzによる会員向けニュースレター「How to(ハウ・ツー)」から一記事の翻訳です。
アート作品を購入するのはなかなか敷居が高い。
ギャラリーの派手なオープニングに排他的なアートフェア、豪奢なオークションハウスは、潤沢な預金がなく、ロココとバロックを区別できる家柄も持たないカジュアルなコレクターを追い払いたいかのようだ。
しかし、昨年12月に大手オークションハウスのサザビーズが興味深い発表をした。
同社が昨年販売した73億ドル(約8000億円)相当の美術品のうち、半数近くが初めての購入者によるものだったのだ。NFT(非代替性トークン)やデジタルアートへの需要が、より広く、若い市場への扉を開いたようだ。
暗号資産の大富豪を含む新たなコレクターたちは今、デジタルアーティストのBeepleやボッティチェッリなどの作品に入札しており、その数は記録的だ。
テクノロジーによってアートの購入がかつてなく容易になり、誰もが携帯電話から、それも匿名で入札することができる。
もちろん、アクセスがしやすくても容易というわけではない。
「将来性の海」の中をうまく進むには、誰に、何を、どこで、どのくらい投じる準備をすべきかを知ることが有益だ。
INDEX
  • ①何を買う:愛、それともお金?
  • ②どこで買う:ECにウォーホルも
  • ③レンタルか購入か
  • ④NFTはどうなの?
  • ⑤プロからのアドバイス
  • ⑥おまけ

①何を買う:愛、それともお金?

価値のあるアート作品を購入するときは、その動機を考えよう。
壁を飾るためか、投資のためか、アーティストを支援するためか。それとも、純粋に芸術美を楽しむためだろうか。