アマゾン創業者がやっている「資料」を深く読む方法
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このような読み込み方を行なっている人は、他にもいるように感じます。問題は、会議が批判的な確認も含めて議論を尽くそうと考えられている場か、あるいは「早く先に進めよう」という同調圧力に支配されているか場かどうかではないでしょうか。
これまで幾つもの社風を見てきましたが、残念ながら後者の方が圧倒的に多かったです。前者の会議運営をしようとすると当然ながら詰め切れていない箇所へ再設計が増え、下の者が時間的にも能力的にもやり切れないという制約もあるかと思います。
ただ、何となくや思い込みの決裁でスタートした案件が、適宜状況に適応しうまくいくことは稀です。長期的に見れば、会議で批判的な確認も含めて議論を尽くす重要性を感じます。
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会議では全員が同じ文書を読むが、ジェフ(ベゾス)にはナラティブ(叙述)形式による資料を読み取る不思議な能力があるのか、だれも思いつかないようなことをいつも指摘した。ある会議のあと、なぜそんなことができるのか訊いてみた。
彼の答えはシンプルで、いまも記憶に残る有益なアドバイスとなった──正しいと証明できるまで、すべての文が間違っていると疑いながら読み進めること。会議の前に資料を提出して読んで議論されるアマゾン。こんな濃密な会議が我々ができているか。情報共有の会議が多すぎてという声は沢山聞く。会議のやり方を変える勇気を持たなければ。経営変革の第一歩かな「正しいと証明できるまで、すべての文が間違っていると疑いながら読み進めること」
いわゆるクリティカルシンキングをできると思っている人は多いと思いますが、「正しいと証明できるまで、すべての文が間違っていると疑いながら」誰よりも時間をかけて読むことを実践できている人はほとんどいなと思います。
また、それをやるため(時間制約等)の企業文化がないところがほとんどだろうなと感じました。