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「58円の野菜ですら丁寧に包装」 日本の農家がやりがい搾取の沼にハマる根本問題

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  • 株式会社農天気 代表取締役農夫

    良い仕事をすることに喜びを感じられるのは幸せなことですが
    結果としてそれが適正価格に反映されず、持続性に課題が生まれる。
    というのは確かに「日本の農家」という農業を底支えする職種に通底してあることだなと思います。
    例えば農村の美しさは生垣とか、小さな田畑でもきれいにしているとか金銭的に転嫁されづらい労働によって支えられています。

    牛丼やコンビニ飯に象徴されるように廉価なものでも十分に美味しく完璧に整っているのは農業だけではないと思うし、コロナ前まではそれがインバウンド需要によって
    金銭的に価値転換される兆しがあったと思いますが、今はそれも難しい。
    「やりがい搾取」という表現はキャッチーではあるが誤解も呼ぶ表現でもあります。
    結果的に持続させられることができるのであれば、多くを望まず整った暮らしを自分らしく生きれるに越したことはないです。
    そして持続性という点では日本の農家は数100年から1000年単位で続いている事業主も珍しくはないので少なくとも実績はかなりあるんですよね。


  • エシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役

    末端の値段を自分で決められない今の生鮮販売向け流通体制の中では、この今の現状は必然的な結果ですって…。誰が搾取を産んでいるかと言えば、それは間違いなく川下。でも結局そうした搾取体制に依存している農家がいるからそうなるわけで、普通の企業だって同じこと。自分の労働時間に対して、対価を顧客が勝手に決める。そんなリスクある事業に100%依存していたら普通に潰れます。だから不思議で仕方ない。なぜそんな生鮮販売の市場に依存しきる農家がこうも多いのか。

    私はメキシコの農園と直接栽培方針を決め加工食品開発・輸入をする事業をやってますが、どこの農園だって当たり前のように生鮮と加食のバランス取ってますよ。そりゃそうですよ。規格外作物も価値あるものとして捌けるし、加食は最終製品の値段が決まってるから原料の値崩れはしない。普通の事業運営の頭があれば、分散させるのはごく自然な発想です。

    それを、日本の農家ってやらないんですよ。荒波の生鮮棚ばかり狙って、出口に一方的に売値決められて、それで納得したり文句言ったりしてる。挙句の果てに作り過ぎた野菜・規格外野菜は価値ないものとして廃棄ですよ。やっぱり、そういう状況を必然的に招く環境に自ら身を置いて、変える努力をしてないよね。

    よく6次化の話の絡みで「農家にはそんな時間も金も人手もない!コイツは農家のこと分かってない!」と声を張り上げる人もいるのだけど、一言で言うと、そういう人たちって人の手の借り方をご存知ない。全部自分でやろうとするからそうなるわけで、共創のパートナーを見つければ劇的に状況は変わります。

    じゃあ、その糸口見つけるために人脈広げる努力してるか?って聞いてみれば、コンタクトツールはSNSのみ。さらにフォロワーは農家だけ、みたいな笑。野菜作ること以外のこと、知らなさ過ぎる問題。この闇は深いと思うよ、ほんと笑。


  • 株式会社SEE THE SUN 代表取締役社長

    日本人の真面目さ丁寧さのおかげで、安くて安全でおいしいきれいな食が当たり前になり、日本の食は世界でも称賛を受けるようになりましたが、同時に、日本の生活者に「これがいつまでも永遠に当たり前にある」と思われるようになってしまいました。記事にある通り、生鮮は自然の恵みだから本当は均一なのもおかしいのですが、均一なものがいつまでも永遠にあるという錯覚…そして人間一度享受した便利さはなかなか捨てれない。ここが本当に難しいところです。
    農家さんも、長年の商流や目の前の売上もあり「もう言われた通りに包装して納品すればよい」となってしまい、根本問題について蓋をしちゃう場合もありそう。
    ただ、未来に向かって、これじゃあかんと燃えてる農家さんもいらゃいますし、大学生などと話していると、課題感を持っている生産者さんも増えているなーと感じるので、気づいた人から少しずつ、伝えたり行動を変えるようになったらなと思います!


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