来週１０日（木）は、関東で雪の可能性が高まる（杉江勇次） - 個人

コメント

注目のコメント

• 谷村 研人

  国内航空会社 気象予報士

  ・2022年02月06日

  10日の関東の天気については、雪になる可能性が高くなってきていると申し上げていましたが、状況はあまり変わっていません。低気圧そのものはやや発達しながら八丈島付近を通過するという動きなのですが、関東地方の沿岸部にも弱い低気圧か前線が発生する見込みで、これによって関東もまとまった降水がありそうな状況となっています。すでに北陸などに大雪を漏らしている寒気がまだ残っているところに、さらに本州の南で低気圧が発達するため北側から寒気を引き込みやすくなっており、10日に降水があれば房総半島の海岸部を除いて関東地方は広く雪、ということになっても全くおかしくない状況となっています。
  雪の量的なものを論じる段階にはありませんが、予想される降水量からは、先月6日の雪よりもさらに多い雪となることが示唆されており、今回は首都高が通行止めになる程度では済まないのではないかと想像させるようなものとなっています。
  
  現段階で描かれるシナリオとしては、9日深夜から千葉県東部を除いて関東では広い範囲で弱い雪が降りはじめ、10日朝からは本格的な雪となり、さらに上空に寒気がやってくることもありその後もぐずついた天気が11日朝まで続くような状況が想定されています。当初は雨で降りだしても、その後形成される地上の寒気が大きく広がって雪となる可能性は大いにありますし、その後も寒気の引き込みを続けられる状況が続けばすべて雪で経過する可能性も考えられます。仮にその場合は雪の量も数年に一度のレベルとなるかもしれません。
  
  10日は朝から、場合によっては11日朝まで影響が残るような雪になる可能性があります。予報が今後変化する可能性も十分ありますが、例えば動かせる予定は動かす、除雪器具やその他食料品などの買い物は前日までに済ませておくなどの対応をご検討いただくよう、お願い致します。
• 今井 明子

  フリーライター サイエンスライター・気象予報士

  ・2022年02月06日

  またまた関東の雪の可能性が高まってきました。連休のお出かけの際は雪が積もっている前提で考えたほうがよいと思います。
• 福地 聡

  気象予報士

  ・2022年02月06日

  気象庁の天気図も9日〜10日にかけて関東での雪の目安の寒気は東京付近まで南下する予想です。今のところ降水量も多いと予想されていますので、再び数十センチの積雪の可能性があります。