• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

「みなし感染」21都道府県で運用…検査せず診断、自宅療養続けられる利点も

読売新聞
75
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


選択しているユーザー

  • 某富裕層向けカード会社 前GINZASIX取締役 名古屋大学卒

    家族が陽性で自身が咳か発熱ある場合の話ですね。たしかに僕なら在宅のままサッサと鎮痛薬や咳止め薬を処方箋して欲しいと思いますね。そもそも発熱して悪寒でたら医者まで行くのもしんどいし。インフルエンザの時に医者に行くのか大変でしたし。まっ、市販の鎮痛薬等で症状治ればそれでいいし。
    ただ、(論点と違いますが)会社はPCR検査で陰性証明しないと復帰できません。発熱が治まってからPCR検査を受けさせてくれるか、そちらの方が気になります。


注目のコメント

  • badge
    総合内科医 医学博士

    みなし感染をOKとするのは、医療現場にとってはいくつかメリットがあります。

    1つは、医療リソースの節約です。例えば、家族内に感染者がいて自分自身も熱が出たという場合。コロナの検査で陰性であったとしても、本当は感染しているにも関わらず検査が陰性となる「偽陰性」の可能性が高いのです。陰性となった場合、その方は陽性になるまで何回も検査と受診を繰り替えすことになるのですが、こういった方が救急外来に溢れかえってしまうと医療者も疲弊してしまい、本当に検査が必要な重症化リスクの高い方が検査を受けられなくなってしまいます。上記のように検査をする前の情報からコロナに感染している可能性が非常に高い場合、検査なしで陽性とするのは医学的に妥当な判断と言えます。

    一方、デメリットとしては誤診が増えるというリスクがあります。例えば、パンデミック期間中、長引く発熱と咳で来院し、何回コロナの検査をしても陰性で、最終的に結核と診断された、というようなケースが時々ありました。検査なしでコロナ感染のラベルを貼ってしまうと、その裏にある重要な病気を見逃してしまう可能性もあります。こういった理由から、みなし感染の判断は検査前確率の検討のもと、慎重に行う必要があります。

    なお、みなし感染により報告される感染者数の統計に影響が出ることへの懸念があるかもしれませんが、そもそも発表される患者数は感染者全体の氷山の一角を見ているに過ぎず、そもそもあまり信用できる指標ではありません。感染流行の状況は検査陽性率といった他の指標も参考に、総合的に判断するべきだと思います。


  • badge
    東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医・医学博士

    まず医学的な診断を行う際の前提として、ベイズの定理を知っておく必要があります。

    検査前の診断確率が十分高い場合は、多くの検査は検査後の診断確率を上げません。検査前の診断確率が高い場合、むしろ100%の診断確率のない抗原検査やPCR 検査は診断の足かせにすらなります。

    問診をし、診察を行い、その時点で診断確率が高い場合は検査まで至らないケースはままあります。これはコロナに限ら りません。

    家族内感染や濃厚接触の病歴が挙げられているのは、検査前の診断確率をあげるからです。

    すなわち、潜伏期間や特徴的な症状がわかっており、家族が感染していることが証明されており、感染力が強い病原体であれば他の感染症でもごく普通に行われている方法です。

    医療資源を効率的に使うためにも、医学的な考え方は正しいといえます。

    ベイズの定理に戻ると、『可能性が半分くらい』という検査前確率の場合は、精度の高い検査が最もそも力発揮します。
    もし家庭内での感染が疑われても、潜伏期間や症状があわない場合は検査を行うでしょう。


  • 株式会社AREATE HOLDINGS 代表取締役

    なんでも構いませんが、検査せずに医師が判断する病気ってもはや風邪ですよね?笑


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか