米、ロシアがウクライナ侵攻の口実捏造計画との情報入手=国務省
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いわゆる偽旗作戦、戦争を始める口実として、「我が国が攻撃されたので自衛のためにやむを得ず開戦する」という正当化をするための、偽装をやる、というのは古典的な手法です。
満州事変が始まるときに、「満州鉄道が爆破された」という工作を関東軍がやったことなども、その一例です。
この場合は、「ウクライナ側からロシア(もしくはロシア人)が攻撃されたので、自衛のためにやむを得ず開戦する」という偽装工作の準備をしている、ということです。
現代的に新しいのは、そのウクライナ側からの映像をロシアがすでにつくっている、という話です(米国国務省の発表)。デジタル技術を駆使すれば、いろいろつくれるでしょう。単に攻撃を受けている映像だけではなく、散乱する死体、泣き叫ぶ母親たちの様子などの映像も作成済みであるとされています。凄いですね。役者や、トルコが供給している無人機なども動員するとか。
でも、この手の戦争物の映像制作は、ハリウッドの方が上手でしょうね。
ロシアのプーチンも西側の首脳も、世論の盛り上がりや国民の支持がないと戦争を正当化できませんが、そのための手段としていわゆる「大本営発表」だけでは誰も信じない、エビデンスとして精巧な動画が必要という時代なのですね。
US alleges Russia planning false flag operation against Ukraine using 'graphic' video https://www.cnn.com/2022/02/03/politics/us-alleges-russian-false-flag-ukraine/index.html