データサイエンスで“テレビCMを科学”、約200社を支えるサイカが37億円調達
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データサイエンスソリューションを提供するサイカ（XICA）のシリーズEでリード投資をしました。どんどん変わっていくべき業界だと思います。企業と消費者のエンゲイジメントを変革していくことは、企業価値向上と社会的価値向上の両方に期する。社会をより良い方向に導けるよう、私もしっかり伴走していきます。
調達した資金は人・組織・文化への投資により、データサイエンスを基盤とするマーケティングソリューションの成長を加速していくことになります。絶賛採用募集中ですので、是非興味のある方は会社にコンタクトしてみてください。優秀なメンバーが集まっています。
CEO平尾さん、COO彌野さん、CFO杉山さん、CTO是澤さんが引っ張る強力な経営陣、さらに社外取締役としてDNX倉林さん、竹中平蔵さんなどが、ご支援されており、経営チーム全体で多様な議論ができるのがこの会社の力だと思います。この度、シニフィアンが運営するTHE FUNDより、広告効果分析ツール「MAGELLAN（マゼラン）」などを展開するサイカ社にご出資いたしました。
総額では37億円のシリーズEラウンドです。
今回の資金調達を機に、同社ではさらに人材採用の強化を図られます。マゼランを起点としてプロダクトの幅を広げているタイミングでもあり、「テレビCMの科学」がさらに加速することを大変楽しみにしています。
テレビCMというイメージが強烈な同社ですが、最も面白いのはテレビCMに留まらず、オンライン広告やオフライン広告など、あらゆるマーケティング施策の効果を統合的な分析力にこそあると思っています。
私自身も前職でテレビCMを駆使して自社プロダクトが飛躍的に成長する様を目にし、昔ながらのオフライン広告の威力を痛感しました。
オン・オフ統合はマーケティング領域において最も注目される論点の1つですが、サイカがそのゲームチェンジャーの一員になるものと思っています！定量的に広告効果を測定分析するのが非常に難しいテレビ広告ですから、それができればすごい需要があるのはすぐに理解できます。しかし記事には利用の仕方やその素晴らしさは書かれているのですが、一番興味がある、どうやって測定するのかについては全く書かれていません。他の記事も読みましたが、統計的手法を使うという抽象的なひとことだけで全然わかりませんでした。その部分がわからない限り、その測定や定量データが信頼できるのかも不明で、この会社が本当にすごいのかは判断できません。テレビ広告の効果を測定している企業は他にもいくつもありますが、それぞれ話を聞くとどうやっているのかを教えてくれました。もしかすると測定のノウハウは企業秘密で記事にさせてもらえなかったのかもしれませんが、残念です。
