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海に捨てないロケットが人類の未来に不可欠な訳

東洋経済オンライン
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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    やー、それにしてもSpaceXはひとつ時代を変えたな、という印象。これまで数多くのロケットが作られてきましたが、時代の流れを作った作った名機というものは確かに存在します。例えばスペースシャトルが水素燃料のコア+個体ブースターの組み合わせをやり、その後の主要ロケット(H2やアリアン)はそれに追随。共通コアに固体ロケットの本数を変えて打ち上げ能力にバリエーションを持たせるという方式は、アメリカのEELVプログラムからだと思います。H2Aもこれに習いましたね。

    Falcon 9はそれまでのロケットのメインストリームからは外れ、再使用の方式(海上・地上・使い捨て)で打ち上げ能力を調整するという新思想。ってかそもそもSpace X以前は再使用ロケットといえばスペースプレーンでしたが、これが成功するや、日本もヨーロッパもULAもロシアも第一段の(少なくとも部分的な)再利用を検討し出した。しかもこの記事にある日仏独の実験機、まるでFalcon9じゃないですか。

    まあだから、つくづくSpaceXは時代を作ったなあ、と。

    で、記事にある通り、少なくとも現状ではロケットの海洋投棄が環境に与える影響は些細で、むしろ第一段再利用はコストダウンが目的です。じゃあどこまで行けば環境への影響が無視できなくなるか。本記事はいささか定性的ですね。定量的にはどうなのか、僕は試算を知らないので何ともいえません。

    が、他の再利用のベネフィットもあると思う。現在は打ち上げの際に広大な海域を立ち入り禁止にするから、我が国では漁業との兼ね合いが難しく、年間で打ち上げられる数は現地の漁師さんとの交渉になります。ですが空港の近くで飛行機が離陸するたびに海域を立ち入り禁止にしたりはしません。いづれロケットが飛行機並みの頻度で宇宙に行くようになり、その打ち上げと再利用の信頼性も飛行機並みになれば、海域の制限の必要性が薄れ、漁業など他産業との共存がしやすくなるかもしれません。

    それと

    > むやみに他の惑星への進出を追求することはいかがなものか。1つの地球で生きる覚悟を決め、資源浪費型の生活を見直すべきではないか──といった議論も深めていくことが重要だ。

    これは同感。他惑星への進出を(その環境に配慮する限りは)わざわざ止める必要はないと思うが、地球は宇宙に唯一無二で、火星はその「バックアップ」にはなり得ない。


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    また環境カルトが喜びそうな記事を、、苦笑。
    そもそも第一段くらいしか再利用できんし、したとしても1/3くらいまでしかコスト削減できません(当社試算ですが)。今のロケットは液化メタン、液体酸素のような環境負荷のほぼない燃料を使うのが主流になり、海洋投棄による環境汚染のリスクは無視していいレベルのものです。コスト削減には大量生産で性能ギリギリのロケットを作った方がよっぽど役に立ちます。

    詳しくは当社CEOの記事を。

    https://note.com/ina111/n/nf78cf6cff393


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    東京大学 公共政策大学院教授

    第一段再使用が果たしてどこまでコストダウンにつながるのかは検証が必要。海洋投棄を問題視したくなる気持ちはわかるが、海の大きさや破棄される廃船の数を考えるとロケットの海洋投棄よりも大きな問題はあるような気がする。


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