スタートアップの資金調達面談をピッチ動画に置き換えるべき理由
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ステージや相手の投資家のスタイルにもよるかと思う。
年間数十社、数百社など数多く投資をしているシードの投資家などは、動画でのピッチでいいかもしれない。
一方で、アーリー以降の投資先家、例えばうち(グロービス・キャピタル)などでは、年間の新規投資社数はせいぜい10社で、投資金額やハンズオンでの支援も大きく投入するので、起業家とのディスカッションを通して、起業家の人となりや、お互いの相性を確認したいというのが強い。最初のティザーのような動画はいいかもしれないが、動画だけだと難しいかもしれないという印象。
そして、個人的な経験だと、最初のミーティング、ピッチというよりはディスカッションになるのだが、そこでお互いの意見がより大きな示唆を引き出し、事業計画がどんどんブラッシュアップされていく、はじめてセッションしたのに、インプロでどんどん盛り上がっていくようなミーティングというのがある。
そんな盛り上がりがあると、(機関決定とは別だが笑)担当としてはそこで心が決まったりする。グロービスの高宮さんの仰る通り。数と関わり方の問題。
会わずに出資するの?見たいなところは、時代と共に変化してきた。
オフラインで何度あっても出資できない人もいれば、オンラインで一回会っても出資判断まで至ることもある。
私の周りでも海外のスタートアップへ投資する方で、現地に行かなくても投資をする人も出てきたが、これは答えのないことか。
合わないで投資する場合は、担保する人脈などの重要性が増してきた感はある。たしかにVC側も毎日のように資金調達のためのプレゼンを聞かされ肩透かしなことも多々あるでしょうから動画である程度選別し確度の高いものを具体的に質疑した方がお互い時間の無駄が省けてよい。
CRMのようにスコアリングするようなイメージを起業家サイドも持ち、フェーズに合わせて動画の内容、構成、尺もコントロールしたほうがいい。