[27日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは27日、世界従業員の有給休暇や育児・介護休暇を拡充すると発表した。

グーグルは福利厚生が手厚いことで知られるが、シリコンバレーに拠点を置く他のハイテク企業の多くが提供しているような無期限の有給休暇制度はないほか、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)中の長時間労働に対し社員からの不満が高まっていた。

有給休暇は年間最低20日と、これまでの15日から増加する。出産後の休暇はこれまでの18週間から最長24週間に、その他の育児休暇は12週間から最長18週間とする。さらに介護休暇の期間はこれまでの倍の8週間となる。