米FRBが3月利上げ示唆、インフレ抑制へパウエル氏引き締め姿勢鮮明
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3月利上げは前回のFOMCでテーパリング前倒しを発表した段階で既に予期されていたことなので驚きはありません。それより、これほどのインフレ下で7回利上げやQT実施などを含め市場がどうするのよ?と注目している中で有効な打ち手を示せなかったことが失望につながったと思います
注目のコメント
今回のキーワードはnibleとsubstantiallyでした。
前者は利上げを前回より早いペースとすることを示唆するために、パウエル議長が会見で再三使用しました。後者は、資産規模の縮小方針の冒頭で、顕著な縮小を示唆するために使われた表現です。
いずれにも米国市場が反応したとみられますが、特に後者は保有資産の再投資の調整だけでは実現できない可能性が高く、今後のFOMC内での詳細に関する議論が注目されます。インフレ率7%とか出れば、そりゃ止めにかかるが、別に今は景気が良いときではない。
ある意味スタグフレーションも同然の可能性はあり、インフレを止めたから大丈夫という話でもない。
利上げで景気は冷やす効果がある以上、どこまでというのを見計らうのは然るべきこと。
市場からすればとにかく折り込みたがるが、だからといってインフレを収めたり、不景気への対処をしたりしてくれる訳ではない以上、フリーハンドがほしいときは言質など取られてはならないことになる。