国の債務超過 過去最大の655兆円余 補正予算財源の国債発行で
NHKニュース
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債務は単独で存在しない。
債務が発生すれば、同時に全く同額の資産が生じる。
では、政府の債務は、誰の資産なのか?
またこの場合、債務も資産も、共に「円建て」だ。
この「円」の発行主体もまた「政府」だ。
例えば、1960年頃の初任給は1万円だった。
現在の初任給は20万円として、この20倍にもなった貨幣と言う資産は、一体どこから出てきたのか?誰かから奪ったのか?
誰かが、約20倍に債務を増やさなければ存在しない。
つまり政府債務が20倍になったので、我々はそれだけの通貨を手にする事ができているだけだ。
何の問題があろうか。
さすがに「国の借金で、日本は財政破綻(債務不履行)寸前」とはどのニュースも言わなくなってきたのは好ましいが、未だに政府債務の増加を恐怖で煽るマスコミはいい加減にして欲しい。
例えば、怪盗ロワイヤルを提供するDeNAが、怪盗ロワイヤル中で使われる「$」を発行しすぎたと言う理由で倒産するか?あほくさい。
怪盗ロワイヤルを例に出すなら、誰かにお宝を奪われる仕様(国家なら徴税)も「$」も、プレーヤーがゲームを適度に必死にやるための仕組みに過ぎない。結びのひと言を書くのであれば、日銀の資産についても言及があって然るべきでしょう。
ちなみに、同じNHKの報道(※)によりますと、日銀の総資産は、2020年度決算で「714兆円余」だそうですよ。
※ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210527/k10013054801000.html