【心得】「意志の力」では変えられない、今年こそ継続する技術
- ①「意志の力」が大事という誤解
- ②習慣とは何か
- ③Uber、Netflixの習慣戦略
- ④行動を妨げるフリクションとは
- ⑤「自分へのごほうび」の与え方
- ⑥継続する技術:ジョギングの例
- ⑦タバコをやめるヒント
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【学び】
普及啓発や理解の促進には、行動変容の効果はあまりない。
カリフォルニアの「野菜や果物を食べよう」キャンペーンも、タバコの危険性をタバコの箱に大きく載せるのもあまり効果はなかった。それより、物理的にタバコを買える場所が遠いとか、喫煙するのにオフィスの敷地外まで行かなくてはいけないというフリクション(摩擦、一手間)を設ける方がワークする。
身に付けたい習慣の場合は、フリクションを減らす。考えなくても、自動的にできるような仕組みにする。
逆に、やめたい習慣は、フリクションを設ける。
【抜粋メモ】
冷蔵庫にケーキがあっても、冷蔵庫を開ける欲求に抵抗するのがうまい人たちではなく、そもそも冷蔵庫にケーキがない人たち。
『ファイブ・ア・デイキャンペーン』のケース事例
1日5皿分の青果を食べる必要があると知っていたアメリカ人は8%にすぎなかった。それが5年後には、30%超に上昇した。ところが人々の行動を見ると、キャンペーンの有効性に疑問符がつきます。かつて1日5皿の青果を食べているアメリカ人は11%程度でしたが、キャンペーン開始から10年経っても、その割合は11%のままだった。
思考を変えれば、行動も変わる。そんな思い込みに基づくキャンペーン
フリクション(摩擦)を取り除いて現在のアクションを繰り返させることで、人間の行動を変えられる。番ラクで楽しいアクションを繰り返す可能性が高い。
何かを習慣にしたいなら、できるだけ無意識かつ自動的にすることだと。
逆に悪い癖をやめたいなら、その習慣をもっと意識的にして、注意を払わせること、
作家として、運動選手として、大きな成功を収めている人は、毎日自動的に同じことができるようにしている。
何らかの習慣を困難にしたいなら、つまりやめたいなら、その行動にフリクションを加えて、やりたくないようにする。
そうすれば、立ち止まって、考えて、ひょっとすると「ああ、これは違う。もっと他のことをうまくできるはず」と気が付くチャンスになる。
NewsPicksもいかにみなさんに習慣的に使ってもらえるかをよく考えますが、NetflixやUberの「習慣戦略」はなるほど、と膝を打ちました(労働者を操作しようとする、というネガティブなニュアンスもありましたが…)。
「デューデリだん」のキャディの会で、創業者の加藤さんが「思考ブロック」という時間を作っていると自らの習慣を明かしていましたが、そうした時間を捻出するのも「意志の力」だけではどうやら継続しないようです。
https://newspicks.com/news/6347018/body
科学の力を借りながら、新たな習慣を身につけるヒントが満載です。
人によるとは思いますが、私は腹落ちしたときに習慣化する傾向があります。人の話を聞いたり本を読んだりしたときに、ものすごく納得すると、その行動を続けることができる。なので何かを習慣化したいときは、とにかく専門家の話をインプットすることからはじめます。私と同じ傾向の人も世の中にはいると思うので、ぜひ試してみてほしいです。※あと誰か私にダイエットの必然性を腹落ちさせてください笑
新しい源泉の「カオス」、とても共感します。想定外の転職の間に3ヶ月のお休みを経験したことがあり、ある意味「カオス」でした。なぜなら、社会人になってそれほどのお休みを取ったこともなく、その間全く会社に属していなかったからです。
「毎日何をしよう?」と、普段の仕事に行く習慣から全て解放された時、ある意味カオス状態。ただし、無意識にも自分がきっと欲していた時間だったなと、後から気づいたものです。カオス3ヶ月の間、一番良かったのは、「計画しない日々を送る」こと。それまで、社会人になってからずっと走り続けてきたので、「何もしない素晴らしさ」に気づけました。
走り続けていると、自分で気づかないうちに多くの不必要な鎧を身にまとっていたりします。自分を守るために必要な鎧も、成長していく過程で、実は不要になっても気づかない場合が多い。3ヶ月というカオスのお陰で、これ以上必要ない多くの習慣にも気づけましたし、潜在的な心の内にある新たな自分とも向き合えて、素晴らしい時間でした。自分らしくいる大切さを含め。
カオスは、新たな自分を発見してくれる道標です。そして、カオスをきっかけに、想定外の新しい習慣のワクワクするジャーニーがスタートできるなとつくづく思います。
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