「中国は超大国になれない」 エマニュエル・トッド氏
日本経済新聞
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注目のコメント
中国人の多数にとって、議会制民主主義はさほど魅力的に映らないでしょうが、(一部が)すでに手に入れた豊かな生活は、絶対に手放したくないでしょう。
それは、所有物の問題だけではなく、ライフスタイルの問題でもあります。1人の時間、娯楽、趣味、人間関係にわずらわされないこと、同性愛を含む性的な事柄、等々です。
つまり、少子化は進むし、政府のために自分のライフスタイルを犠牲にしたいとは思わない人間が増えるでしょう。日本で生活保守主義と呼ばれるものに近く、自分たちのライフスタイルが侵害されない限り、共産党への支持も基本的には安泰でしょう。トッドさんの主張は一貫していますよね。
民主政治もガタガタしていますが、寡頭政治はそもそも限界が必ず来るしくみです。日本以上に歪な高齢化社会を迎えることは明らかです。
個人的には、日本以上に政治が年長者に偏っている実情が、近い将来、自己矛盾を爆発させるのでは?とも感じます。