マクドナルド、代替肉バーガー試験販売拡大へ 2月から米600店で
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日本でも牛肉価格上がってますね。アメリカの値上がりは、原油高による輸送費上昇、飼料価格の高騰のほか、人手不足（もともと食肉工場は外国人労働者が多いが、コロナの移動制限で人手が足りなくなった）も原因と聞きました。
でも日本はそもそもの肉の消費量が欧米ほどではないので、代替肉市場もそんなに伸びなそうな気も…どうなんでしょうね。
以下、アメリカの調査会社Markets and Markets のレポートから引用です。✴︎
・世界の食肉消費量は、2000~2030年で70%、2030〜2050年の間にさらに20%拡大するだろう
・代替肉の世界的な市場規模は2018年以降は年平均成長率6.8%で拡大。2023年には64.3億ドルに達する
・市場シェアは欧州が最大、北米は2位。アジアでは中国が牽引役となって高い成長率となる
・中国では都市部富裕層中心に健康志向の消費トレンドが高まっていて、ここが代替肉市場の主な成長要因になる
✴︎ https://www.marketsandmarkets.com/Market-Reports/cultured-meat-market-204524444.htmlマクドナルドは、ハンバーガーに使用される牛肉も温室効果ガス削減の対象に含める形で、2050年までに実質ゼロとする目標を発表していますので、植物肉製品によるCO2収支コントロールにはこれから進んで取り組むものと思います。
これまで植物肉バーガーはテスト販売から本格販売には至っていなかった中で、このたび横展開を発表したということで、食感や味、生活者受容に自信が持ててきたものと推測します。
大手フードチェーンで植物肉が取り入れられると、植物肉そのものに対する生活者受容を一気に拡大できる可能性があります。我々にとって身近なものとして浸透するまでのプロセスに注目していきたいです。米ファストフードチェーン大手・マクドナルドは20日、植物由来の代替肉を手掛けるビヨンド・ミートと開発した代替肉バーガー「マックプラント」に関して、米国内で実施している試験販売を２月から600店舗に拡大すると発表しました。
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https://newspicks.com/news/6269620
・代替肉バーガー試験販売＝一部店舗で―米マクドナルド
（時事通信社・2021年10月15日）
