公明、自民推薦の見送りを検討 参院選、地方組織に伝達
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この脅し、自民党が公明党の衆院選公約である子育て家庭への１０万円のばら撒きを事実上丸呑みしたことと相通じるところがありそうですね。この記事以外の情報は何も持ち合わせていませんが、結局は自民党が折れることになるのでしょうか。公明党の組織票に頼って小選挙区で辛うじて当選した自民党議員が多くいる以上、避けがたい動きであるように感じます。
先の衆院選で共産党の組織票に頼ろうとした立憲民主党が大敗して両党の間に隙間風が吹いているようですが、仮に共産党の組織票で当選する議員が多く出て成功していたら、立憲民主党も共産党の組織票に縛られる同じ構図に置かれていたかもしれません。そういう意味では立憲民主党が自主独立して今後も矜持を守るには、皮肉なようですが負けて良かったのかも知れません。記事と全く関係のないことながら、そんなことを思います。
自民党が憲法改正性を始め公明党と立場の違う諸々の政策を本気で進める覚悟なら、自党の矜持を守るため、公明党の推薦なぞ受けず選挙を勝ち抜く覚悟が必要じゃないのかな・・・ もはやそれが不可能なほど組織票という“麻薬”が体に沁み込んでいるようではありますが。(^^;参院はともかく、衆院小選挙区で学会票頼みの自民議員にとっては死活問題です。山口さんの狙いはまさにそこでしょう。
自民党が本気で改憲を考えているなら、自公連立の組み換えが検討されてしかるべきで、ある意味「渡りに船」じゃないかとも思いますが、「話を聞く」「考える」岸田さんがどうするのか？
