IBM、過熱するヘルスケアビジネスの「Watson Health」を手放すとの報道
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注目のコメント
方向も、初期のアクションもあっていたはずなのに、
スピードもスケールも期待に達していない、ことは
ここ10数年、東海岸の老舗企業に多く見られ、
それは、四半期経営に引っ張られすぎれ、たからと思います。IBM等の伝統的IT企業の勝ちパターンとして、ハードやプラットフォームの下位レイヤーのテクノロジードリブンで高額製品を梃にするエコシステム構築モデルを想起しますが、ソフトを代表とする上位レイヤー重視の新興IT企業ほど新サービス創出に強みを発揮できない実例の一環とも捉えられます。特にヘルスケア領域は収益化に上位レイヤーの実装力(規制緩和ロビー活動等の外部環境作りも含め)がキーになってくるので、そこを他者依存ながら高収益の要求するスキームから変革できないものでしょうか。
「コンピュータ、ソフトがなければただの箱」で巨人から衰退した時代と本質的に類似の問題なのかもしれません。